責とは、せめる/罪や不正を咎めるなどの意味をもつ漢字。11画の画数をもち、貝部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校5年生修了レベルの漢字とされる。
字体 | 責 | |
---|---|---|
読み | 音読み | セキ 《外》サク 《外》シャク 《外》サイ 《外》シン |
訓読み | せ(める) | |
部首 | 貝部 | |
画数 | 総画数 | 11画 |
部首内画数 | 貝部4画 | |
国語施策 | 教育漢字・常用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検6級 | |
日本語能力検定 | JLPT N3 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『責』の字には少なくとも、責・ 責・ 責・ 責・ 責・ 責めるの6種の読み方が存在する。
意味
熟語
責める【せめる】
「責(シオ)る」とも呼ぶ。
。
琴責【ことぜめ】
[劇]あこやのことぜめ(阿古屋の琴責)
。
自責点【じせきてん】
[英語]earnedrun
[運]野球で、味方のエラー(失策)によらずに投手の責任で奪われた得点。安打・犠打・四死球・ホームスチール・野選・暴投・ボークなどによる失点。
略称は「ER」。
算木責め【さんぎぜめ】
[歴]いしだき(石抱き)
。
責る【しおる】
責(セ)め苛(サイナ)む。折檻(セッカン)する。
。
文字コード
「責」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+8CAC |
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JISX0213 | 1-32-53 |
戸籍統一文字番号 2 | 416030 |
住基ネット統一文字 | J+8CAC |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 9631 |
新大字典4 | 講談社 | 16267 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 12245 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 36682 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 10993 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1958年(昭和33年)
学年別漢字配当表(昭和33年)に掲載
昭和36年度より実施される、小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表」に
第5学年の配当漢字として公示される。
第5学年の配当漢字として公示される。
1977年(昭和52年)
学年別漢字配当表(昭和52年)に掲載
昭和55年度より実施される、小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表」に
第5学年の配当漢字として公示される。
第5学年の配当漢字として公示される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
2017年(平成29年)
学年別漢字配当表(平成29年)に掲載
令和2年度より実施される、小学校学習指導要領(文部科学省)の別表「学年別漢字配当表」に
第5学年の配当漢字として公示される。
第5学年の配当漢字として公示される。
まとめ
「責」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「責」についての総括
- 責の画数 :11画
- 責の部首 : 貝
- 責の読み方:セキ・シン・シャク・サク・サイ・せめる
- 責の意味 :せめる/罪や不正を咎める
以上で「責」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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