「罪」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

罪とは、つみ／とが／法律に背いた行為／違法な行い／非行などの意味をもつ漢字。13画の画数をもち、网部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校5年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『罪』の字には少なくとも、罪セ・ 罪ザイ・ 罪サイ・ 罪つみの4種の読み方が存在する。

意味

1. つみ。とが。法律に背いた行為。違法な行い。非行。「罪科・罪状・罪人・罪名・軽罪・重罪・断罪・犯罪・微罪・無罪・有罪・余罪・傷害罪」
2. つみする。刑罰を与える。「斬罪(ざんざい)・死罪・服罪・流罪(るざい)」
3. あやまち。道徳的に悪いこと。良心に背く。「罪悪・罪業(ざいごう)・罪障・功罪・謝罪・滅罪・五逆罪」

罪の用法：五刑

五刑【ごけい】とは、古代中国発祥の刑罰体系。日本には「刑」を「罪」と置き換えて律令制度に組み込まれた。死罪・笞罪・杖罪・徒罪・流罪で五罪と成す。

熟語

四字熟語

「罪」の漢字を語中にもつ四字熟語3種を表にまとめる。

笞罪【ちざい】

ちけい(笞刑)
。

流罪【るざい】

罪人を遠方へ追放する刑罰。島流し。
[歴]近世の遠島(エントウ)の別称。

死罪【しざい】

死刑になるような罪。死刑。
[歴]律令制(リツリョウセイ)の五刑の中で最も重い刑罰。

自罪【じざい】

[羅]peccatumactuale

罪人【ざいにん】

「とがにん(科人・咎人)」とも呼ぶ。
。

文字コード

「罪」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「罪」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。