「杖」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

杖とは、つえ／歩行の補助となる細い棒などの意味をもつ漢字。7画の画数をもち、木部に分類される。日本では人名用漢字に定められており、大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

『杖』の字には少なくとも、杖ジョウ・杖つえの2種の読み方が存在する。

杖【じょう《ぢやう》】: つえ(杖)・ステッキ([英語]stick)。
錫杖：しゃくじょう(錫杖)

棒・棍棒(コンボウ)。

中国武術の道具(武具)。
長さ約1.3メートルのカシ(樫)の棒。

刑罰の道具の一つ。

つえ(杖)で罪人を打つ刑罰。
「杖刑(ジョウケイ)」、「杖罪(ジョウザイ)」とも呼ぶ。

中国では背・臀(シリ)・腿(モモ)を打つ。

[古]律令制の五刑の一つで、徒(ズ)より軽く、笞(チ)より重い。
笞(チ)より径が一分太い杖(ジョウ)で尻をたたく。60回・70回・80回・90回・100回の五等級があった。ごけい(五刑)、ち(笞)。

[歴]鎌倉・室町時代の土地面積の単位。
一杖は一段の五分の一(60～72歩)。

五刑【ごけい】とは、古代中国発祥の刑罰体系。日本には「刑」を「罪」と置き換えて律令制度に組み込まれた。死罪・笞罪・杖罪・徒罪・流罪で五罪と成す。

つえ(杖)・ステッキ([英語]stick)。
錫杖：しゃくじょう(錫杖)
棒・棍棒(コンボウ)。
中国武術の道具(武具)。

[英語]japaneseknotweed、[学名]Fallopiajaponica

[植]ナデシコ目(Caryophyllales)タデ科(Polygonaceae)ソバカズラ属(Fallopia)の多年草。各地の山野に自生する。
雌雄異株で、夏７～１０月に淡紅色または白色の花を穂状に開く。

じょう(杖)
。

[Romaji]jojutsu

武芸・棒術(ボウジュツ)の一種。
カシ(樫)の丸木杖(マルキヅエ)を用いて敵を制するもの。
神道夢想流・今枝新流・東軍流・源氏天流などの流派がある。

内部に直刀を仕込み、杖に偽装した武器。
内部に銃身と弾丸の発射装置を組み込み、弾丸１発のみ発射できる、杖に偽装した武器。
。

「杖」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。