賠とは、つぐなう/損害を補う代償を支払うなどの意味をもつ漢字。15画の画数をもち、貝部に分類される。日本では常用漢字に定められており、高校在学中レベルの漢字とされる。
字体 | 賠 | |
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読み | 音読み | バイ 《外》ハイ |
訓読み | 《外》つぐな(う) | |
部首 | 貝部 | |
画数 | 総画数 | 15画 |
部首内画数 | 貝部8画 | |
国語施策 | 常用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検準2級 | |
日本語能力検定 | JLPT N1 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『賠』の字には少なくとも、賠・ 賠・ 賠うの3種の読み方が存在する。
意味
- つぐなう。損害を補う代償を支払う。「賠償」
熟語
賠償【ばいしょう】
[英語]compensation
損害賠償、賠償金
プレヴァル(ReneGarciaPreval):1996.2.7~。
アリスティド(再任):2001.2.~2004.2.29。
アレクサンドル(BonifaceAlexandre):2004.3.8~。
油賠法【ゆばいほう】
[法]ゆだくほう(油濁法)
。
役務賠償【えきむばいしょう】
貨幣などによらず役務によって、相手方に与えた損害を賠償すること。
特に戦争で他国に与えた損害を、役務で償(ツグナ)うこと。沈没船を引き揚げて修理したり、相手国の原料を製品に加工したりなど、提供した労力や技術を金額に換算して賠償金に当てる方法。
文字コード
「賠」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+8CE0 |
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JISX0213 | 1-39-69 |
戸籍統一文字番号 2 | 417600 |
住基ネット統一文字 | J+8CE0 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 9680 |
新大字典4 | 講談社 | 16344 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 12294 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 36818 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 11045 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
まとめ
「賠」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「賠」についての総括
- 賠の画数 :15画
- 賠の部首 : 貝
- 賠の読み方:バイ・ハイ・つぐなう
- 賠の意味 :つぐなう/損害を補う代償を支払う
以上で「賠」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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