「関」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

異体字「關」については「關(漢字)」をご覧ください。

とは、かかわる/預かる/かけるなどの意味をもつ漢字。14画の画数をもち、門部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校4年生修了レベルの漢字とされる。

漢字「関」
字体
読み 音読み カン
《外》ワン
訓読み かか(わる)
せき
《外》からくり
《外》かんぬき
部首 門部
画数 総画数 14画
部首内画数 門部6画
国語施策 教育漢字・常用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検7級
日本語能力検定 JLPT N3
異体字「關」
字体
画数 19画
Unicode U+95DC
JISX0213 1-79-80

書き方・読み方

書き方

関_書き方
関の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、ワンカンせきかんぬきからくり関わるかかわるの6種の読み方が存在する。

意味

  1. かかわる。かる。かける。「関与・関係・関知・関連・関白・関心・相関・連関」
  2. 関所。通行人を調べる。出入口。「関門・関西・郷関・難関・税関・海関・通関・玄関・函谷関(かんこくかん)」
  3. しかけ。接続する仕組み。からくり。「関頭・関節・機関」
  4. かんぬき。戸締りの道具。類義語:「関鍵・関鑰(かんやく)・門関」
  5. 関白の略称。「摂関」
  6. (相撲)十両以上の力士につける敬称。「関取」
関【せき】
[Romaji]Seki

  • せきし(関市)
  • せきちょう(関町)
  • 熟語

    四字熟語

    「関」の漢字を語中にもつ四字熟語4種を表にまとめる。

    「関」が入る四字熟語
    関関雎鳩かんかんしょきゅう 関雎之化かんしょのか 三角関係さんかくかんけい
    抱関撃柝ほうかんげきたく

    関【せき】

    [Romaji]Seki

    せきし(関市)
    せきちょう(関町)

    関田【せきだ】

    [Romaji]Sekida

    [地]せきださんみゃく(関田山脈)
    [地]せきだとうげ(関田峠)
    新潟県上越市板倉区の地名。
    旧住所は中頸城郡(ナカクビキグン)板倉町(イタクラマチ)関田。

    関市【せきし】

    [Romaji]SekiShi

    岐阜県南部の市。
    三重県鈴鹿郡(スズカグン)には関町(セキチョウ)がある。
    「関サバ」は大分県大分市。

    関取【せきとり】

    [運]相撲(スモウ)で、十両以上の力士(リキシ)の敬称。
    化粧回しが許される。
    [古]相撲の大関(オオゼキ)の別称。

    関所【せきしょ】

    参照おんなてがた(女手形)1869年(明治2.1.年)撤廃。

    文字コード

    「関」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

    「関」の文字コード一覧
    Unicode 1 U+95A2
    JISX0213 1-20-56
    戸籍統一文字番号 2 468700
    住基ネット統一文字 J+95A2

    文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

    検字番号

    検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

    「関」の検字番号一覧
    書籍 出版社 検字番号
    角川大字源3 角川書店 10788
    新大字典4 講談社 18203
    新潮日本語漢字辞典5 新潮社 13626
    大漢和辞典6 7 大修館書店 41297
    大漢語林8 大修館書店 12372

    辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

    国語施策

    1946年(昭和21年)11月
    当用漢字表に掲載
    国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
    1958年(昭和33年)
    学年別漢字配当表(昭和33年)に掲載
    昭和36年度より実施される、小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表」に
    第4学年の配当漢字として公示される。
    1977年(昭和52年)
    学年別漢字配当表(昭和52年)に掲載
    昭和55年度より実施される、小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表」に
    第4学年の配当漢字として公示される。
    1981年(昭和56年)10月
    常用漢字表に掲載
    国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
    1989年(平成元年)
    学年別漢字配当表(平成元年)に掲載
    平成4年度より実施される、小学校学習指導要領(文部科学省)の別表「学年別漢字配当表
    9」に
    第4学年の配当漢字として公示される。
    2010年(平成22年)11月
    改定常用漢字表に掲載
    文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表10」に採用される。
    2017年(平成29年)
    学年別漢字配当表(平成29年)に掲載
    令和2年度より実施される、小学校学習指導要領(文部科学省)の別表「学年別漢字配当表」に
    第4学年の配当漢字として公示される。

    まとめ

    「関」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

    「関」についての総括
    1. 関の画数 :14画
    2. 関の部首 : 門
    3. 関の読み方:ワン・カン・せき・かんぬき・からくり・かかわる
    4. 関の意味 :かかわる/預かる/かける
    以上で「関」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

    ウサタロー

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