鞠とは、かがむ/ただす/とりしらべる/やしなう/まり/けまりなどの意味をもつ漢字。17画の画数をもち、革部に分類される。日本では人名用漢字に定められており、大学もしくは一般レベルの漢字とされる。
字体 | 鞠 | |
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読み | 音読み | キク コク キュウ ク |
訓読み | かが(む) とりしら(べる) まり やしな(う) |
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部首 | 革部 | |
画数 | 総画数 | 17画 |
部首内画数 | 革部8画 | |
国語施策 | 人名用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検準1級 | |
日本語能力検定 | JLPT N1 |
目次
書き方・読み方
書き方
読み方
『鞠』の字には少なくとも、鞠・ 鞠・ 鞠・ 鞠・ 鞠う・ 鞠・ 鞠べる・ 鞠むの8種の読み方が存在する。
意味
かがむ/ただす/とりしらべる/やしなう/まり/けまり
熟語
手鞠歌/手鞠唄【てまりうた】
[楽]子供たちが手鞠をつきながら歌う、わらべ歌(童歌)の一種。あんたがたどこさ(あんたがたどこさ)、まりととのさま(鞠と殿さま)。
。
鞠と殿さま【まりととのさま】
[楽]西條八十(サイジョウ・ヤソ)作詞、中山晋平(シンペイ)作曲の童謡。
「てんてん手鞠(テンマリ)/てん手鞠(テマリ)」とリズミカルに歌われている。かたたたき(肩たたき)。
テマリバナ/手鞠花【てまりばな】
[植]オオデマリ(大手鞠)の別称。
おおでまり(オオデマリ、大手鞠)
。
オオデマリ/大手鞠【おおでまり】
[学名]Viburnumplicatumvar.plicatum
[植]マツムシソウ目(Dipsacales)スイカズラ科(Caprifoliaceae)ガマズミ属(Viburnum)の落葉低木。ヤブデマリ(Viburnumplicatumvar.tomentosum)の園芸品種。高さ約2メートル。
菊池城跡/鞠智城跡【きくちじょうせき】
[歴]熊本県北部、菊池市~山鹿市(ヤマガシ)にある7世紀後半の城跡(シロアト)。国史跡。
663[天智2]白村江(ハクスキノエ)の戦いの後、新羅(シラギ)と唐の襲来に備えて築城。
文字コード
「鞠」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+97A0 |
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JISX0213 | 1-21-39 |
戸籍統一文字番号 2 | 485990 |
住基ネット統一文字 | J+97A0 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
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角川大字源3 | 角川書店 | 11112 |
新大字典4 | 講談社 | 18768 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 14000 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 42892 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 12725 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
まとめ
「鞠」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
- 鞠の画数 :17画
- 鞠の部首 : 革
- 鞠の読み方:コク・ク・キュウ・キク・やしなう・まり・とりしらべる・かがむ
- 鞠の意味 :かがむ/ただす/とりしらべる/やしなう/まり/けまり
ウサタロー