鮨とは、すしなどの意味をもつ漢字。17画の画数をもち、魚部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。
字体 | 鮨 | |
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読み | 音読み | シ ジ キ ギ ゲイ |
訓読み | すし | |
部首 | 魚部 | |
画数 | 総画数 | 17画 |
部首内画数 | 魚部6画 | |
JIS漢字水準 | JIS第2水準 | |
漢字検定 | 漢検1級 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『鮨』の字には少なくとも、鮨・ 鮨・ 鮨・ 鮨・ 鮨・ 鮨の6種の読み方が存在する。
意味
すし
熟語
鮨飯【すしめし】
[食]鮨に使う、酢の味を利(キ)かせた飯。
白米を固めに炊き、鮨桶(スシオケ)に移してウチワで冷やしながら、酢・塩・ミリン(味醂)または砂糖で味付けしたもの。
コンブ(昆布)を入れて炊くこともある。
箱鮨【はこずし】
[食]方形の木枠に酢飯(スメシ)(鮨飯)を詰め、その上に魚介類や卵焼などの種(タネ)(具)を並べ、押し蓋(ブタ)で押し固めた関西風の鮨。
種は焼き物・煮物・酢の物で、生ものは使用しない。
木枠は二寸六分(8センチメートル弱)で、鮨は切って出す。
寿司/鮨/鮓【すし】
[食]参照ぐんかんまき(軍艦巻き、軍艦巻)、さらだまき(サラダ巻)、づけ(漬け)、おおさかずし(大阪鮨)
箱鮨:はこずし(箱鮨)
握り寿司(江戸前)の元祖は本所回向院(エコウイン)近くの「与兵衛ずし」といわれ、文政年間(1818~1829)に「鯛ひらめいつも風味は与兵衛ずし買ひ手は店に待つて折詰」と狂歌に歌われている。
僧侶の隠語では「剃刀(カミソリ)」。
。
鮨屋/寿司屋【すしや】
すしを作り、食べさせる、または売る店。
。
押し鮨/押鮨【おしずし】
[食]木箱や木枠に酢飯(スメシ)(鮨飯)を詰め、その上に魚介類や卵焼などの種(タネ)(具)を並べ、蓋(ブタ)で押し固めた鮨。
箱鮨(ハコズシ)など。
[食](特に)箱鮨の別称。
文字コード
「鮨」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+9BA8 |
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JISX0213 | 1-82-31 |
戸籍統一文字番号 2 | 521730 |
住基ネット統一文字 | J+9BA8 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
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角川大字源3 | 角川書店 | 11781 |
新大字典4 | 講談社 | 20053 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 14728 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 46123 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 13368 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
まとめ
「鮨」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
- 鮨の画数 :17画
- 鮨の部首 : 魚
- 鮨の読み方:ジ・シ・ゲイ・ギ・キ・すし
- 鮨の意味 :すし
ウサタロー