鰹とは、かつお/サバ科の海水魚などの意味をもつ漢字。22画の画数をもち、魚部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。
字体 | 鰹 | |
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読み | 音読み | ケン |
訓読み | かつお | |
部首 | 魚部 | |
画数 | 総画数 | 22画 |
部首内画数 | 魚部11画 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検準1級 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『鰹』の字には少なくとも、鰹・ 鰹の2種の読み方が存在する。
意味
かつお/サバ科の海水魚
熟語
鰹縞【かつおじま】
暈(ボカ)し染めの一種。
カツオの体色のように濃い青から薄い水色にだんだんと薄く染めた柄(ガラ)。また、その染色法・「かつおぼかし(鰹ぼかし、鰹暈し)」とも呼ぶ。
初鰹【はつがつお】
[食][魚]初夏(五月)のころ、食用となる走りのカツオ。
⇔もどりがつお(戻り鰹)参照いせしょうにん(伊勢商人)
「目には青葉/山ほととぎす/はつがつを」。
山口素堂(ソドウ)が鎌倉の由比ヶ浜を詠(ヨ)んだ句。
戻り鰹【もどりがつお】
[魚]秋、北から南に移動するカツオ。
⇔はつがつお(初鰹)
。
鰹節/かつお節【かつおぶし】
[食]半乾きを「なまぶし(生節)」と呼ぶ。
寺の隠語は「とっこ(独鈷、独古、独股)」。さばぶし(鯖節)。
カツオ/鰹/堅魚/松魚【かつお】
[英語]bonito/skipjacktuna
[魚]スズキ目(Perciformes)サバ科(Scombridae)の海魚。スペイン語:ボニート(bonito)。
イタリア語:トンノボニータ(tonnobonita)/ボニート(bonito)。
文字コード
「鰹」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+9C39 |
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JISX0213 | 1-19-79 |
戸籍統一文字番号 2 | 525690 |
住基ネット統一文字 | J+9C39 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
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角川大字源3 | 角川書店 | 11860 |
新大字典4 | 講談社 | 20213 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 14848 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 46437 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 13497 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
まとめ
「鰹」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「鰹」についての総括
- 鰹の画数 :22画
- 鰹の部首 : 魚
- 鰹の読み方:ケン・かつお
- 鰹の意味 :かつお/サバ科の海水魚
以上で「鰹」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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