「鱗」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

鱗とは、うろこなどの意味をもつ漢字。24画の画数をもち、魚部に分類される。日本では人名用漢字に定められており、大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

『鱗』の字には少なくとも、鱗リン・鱗うろこの2種の読み方が存在する。

うろこ

鱗【うろこ】: [英語]scale(スケール)

[魚]魚類の真皮から形成された、体を保護する皮骨。
木の年輪同様の年輪があり、年齢を知ることが出来る。
「魚鱗(ギョリン)」、「こけら(鱗)」とも呼ぶ。ぜいご(ぜいご)、じゅんりん(楯鱗)。

[爬]爬虫類の真皮の外層が角質化した、体を保護する表皮。

[虫]チョウ(蝶)類の翅(ハネ)のキチン質の分泌物。鱗粉(リンプン)。

「鱗」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。

「鱗」が入る四字熟語
鱗次櫛比りんじしっぴ

[英語]scale(スケール)

[魚]魚類の真皮から形成された、体を保護する皮骨。
木の年輪同様の年輪があり、年齢を知ることが出来る。
「魚鱗(ギョリン)」、「こけら(鱗)」とも呼ぶ。

[植]芽の鱗片葉が肥大した腋芽(エキガ)。
葉腋に生じるオニユリ、花序に生じるノビルなどがある。えきが(腋芽)。

[魚]うろこ(鱗)
。

[中国語]nilin

竜のあごの下に生えているという一枚の鱗(ウロコ)。りゅう(龍、竜)。
竜の逆鱗に人が触れると怒ってその人を殺すという伝説がある。

額縁・写真立ての裏板などの留め具。
三角形の小さく薄い板で、一方が釘または鋲(ビョウ)で枠(ワク)などに固定され、自身は水平に回転する。
材質は木・金属(軟鉄・銅・アルミなど)・プラスチックなど多種。

「鱗」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。