「竿」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

竿とは、さお/竹ざおなどの意味をもつ漢字。9画の画数をもち、竹部に分類される。日本では人名用漢字に定められており、大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

漢字「竿」
字体 竿
読み 音読み カン
訓読み さお
ふだ
部首 竹部
画数 総画数 9画
部首内画数 竹部3画
国語施策 人名用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検準1級

書き方・読み方

書き方

竿_書き方
竿の書き順【筆順】

読み方

竿』の字には少なくとも、竿カン竿ふだ竿さおの3種の読み方が存在する。

意味

さお/竹ざお

熟語

四字熟語

「竿」の漢字を語中にもつ四字熟語2種を表にまとめる。

「竿」が入る四字熟語
一竿風月いっかんふうげつ 百尺竿頭ひゃくしゃくかんとう

竿/棹【さお】

竿石の略称。
さおいし(竿石)
旗(ハタ)を数える助数詞。
箪笥(タンス)・長持などを数える助数詞。

竿石【さおいし】

[Romaji]saoishi

[建]石灯籠などで、最下部の基礎(キソ)(台石)の上に立つ、柱状の細長い石。
この上に中台(チュウダイ)、さらに火袋(ヒブクロ)・笠(カサ)が載(ノ)る。
単に「さお(竿)」とも呼ぶ。

扠首竿【さすざお】

[Romaji]sasuzao/sasu-zao

[建]扠首を構成する斜め材。さす(扠首)、さすづか(扠首束)。

竿縁/棹縁【さおぶち】

[Romaji]saobuchi

[建]天井板を支えるため、天井の板材と直角方向に取り付ける細長い化粧板。
角木・丸木・竹などが用いられる。
天井の板材の幅で間隔は異なるが、普通一尺二寸~一尺五寸(約36~45センチメートル)位の間隔で平行に取り付ける。

殻竿/唐棹/連枷【からざお】

[農]からさお(殻竿、唐棹、連枷)

文字コード

「竿」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「竿」の文字コード一覧
Unicode 1 U+7AFF
JISX0213 1-20-40
戸籍統一文字番号 2 289250
住基ネット統一文字 J+7AFF

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「竿」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 6977
新大字典4 講談社 11587
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 8445
大漢和辞典6 7 大修館書店 25854
大漢語林8 大修館書店 8191

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

まとめ

「竿」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「竿」についての総括
  1. 竿の画数 :9画
  2. 竿の部首 : 竹
  3. 竿の読み方:カン・ふだ・さお
  4. 竿の意味 :さお/竹ざお
以上で「竿」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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