「諭」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、さとす/教え導く/教えさとすなどの意味をもつ漢字。16画の画数をもち、言部に分類される。日本では常用漢字に定められており、高校在学中レベルの漢字とされる。

漢字「諭」
字体
読み 音読み
《外》トウ
訓読み さと()
部首 言部
画数 総画数 16画
部首内画数 言部9画
国語施策 常用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検準2級
日本語能力検定 JLPT N1

書き方・読み方

書き方

諭_書き方
諭の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、トウ諭すさとすの3種の読み方が存在する。

意味

  1. さとす。く。えさとす。類義語:「誨諭(かいゆ)・教諭・説諭・訓諭」
  2. かせる。おれをす。「諭告・諭旨・諭示・諭達・上諭・告諭・勅諭」

熟語

諭鶴羽山【ゆづるはやま】

[Romaji]YuzuruhaYama/YuduruhaYama

[地]兵庫県、淡路島(アワジシマ)南部にある山。標高608メートル。

教諭【きょうゆ】

[教]幼稚園・小学校・中学校・高等学校・盲学校・聾学校・養護学校の正規の教員。
[歴][教]旧制中等学校の正規の教員。
旧制では小学校教員を訓導(クンドウ)、大学高専教員を教授と呼んだ。

軍人勅諭【ぐんじんちょくゆ】

[歴]1882年(明治15年)1月4日明治天皇の名で軍人に下した訓誡の勅諭。正式には「陸海軍軍人ニ下(クダ)シ給(タマ)ヘル勅諭」。1880年(明治13年)参謀本部長山県有朋が西周(ニシ・アマネ)が起草させ、福地源一郎が潤飾、井上毅(コワシ)の意見を加え、山県が加筆。

養護教諭【ようごきょうゆ】

[教](nursingteacher)小学校・中学校・高等学校で、児童・生徒の養護をつかさどる教員。
主に保健室に常駐し、通常は授業を担当しない。
教員免許状を必要とする。

文字コード

「諭」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「諭」の文字コード一覧
Unicode 1 U+8AED
JISX0213 1-45-01
戸籍統一文字番号 2 405440
住基ネット統一文字 J+8AED

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「諭」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 9434
新大字典4 講談社 15863
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 12052
大漢和辞典6 7 大修館書店 35727’
大漢語林8 大修館書店 10802

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
2010年(平成22年)11月
改定常用漢字表に掲載
文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表9」に採用される。

まとめ

「諭」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「諭」についての総括
  1. 諭の画数 :16画
  2. 諭の部首 : 言
  3. 諭の読み方:ユ・トウ・さとす
  4. 諭の意味 :さとす/教え導く/教えさとす
以上で「諭」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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