「遭」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、あう/であう/ばったり巡り会うなどの意味をもつ漢字。14画の画数をもち、辵部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校卒業レベルの漢字とされる。

漢字「遭」
字体
読み 音読み ソウ
訓読み ()
部首 辵部
画数 総画数 14画
部首内画数 辵部11画
国語施策 常用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検3級
日本語能力検定 JLPT N1

書き方・読み方

書き方

遭_書き方
遭の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、ソウ遭うあうの2種の読み方が存在する。

意味

  1. あう。であう。ばったりう。「遭遇・遭難」

熟語

洞爺丸遭難事故【とうやまるそうなんじこ】

[歴]1954年(昭和29年)9月26日発生した日本最大の海難事故。
15号台風による暴風雨をついて出港した青函連絡船洞爺丸が函館港外七重浜沖で座礁転覆し、乗船者1,331人中死者・行方不明1,155人にのぼった。
世界海難史上、タイタニック号の事件(1,595人)に次ぐと言われている。

文字コード

「遭」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「遭」の文字コード一覧
Unicode 1 U+906D
JISX0213 1-33-88
戸籍統一文字番号 2 443190
住基ネット統一文字 J+906D

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「遭」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 10250
新大字典4 講談社 17268
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 12911
大漢和辞典6 7 大修館書店 39082’
大漢語林8 大修館書店 11639

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
2010年(平成22年)11月
改定常用漢字表に掲載
文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表9」に採用される。

まとめ

「遭」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「遭」についての総括
  1. 遭の画数 :14画
  2. 遭の部首 : 辵
  3. 遭の読み方:ソウ・あう
  4. 遭の意味 :あう/であう/ばったり巡り会う
以上で「遭」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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