「撲」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、うつ/なぐる/殴る/打ち叩くなどの意味をもつ漢字。15画の画数をもち、手部に分類される。日本では常用漢字に定められており、高校在学中レベルの漢字とされる。

漢字「撲」
字体
読み 音読み ボク
《外》ホク
《外》ハク
訓読み 《外》()
《外》なぐ()
《外》()
部首 手部
画数 総画数 15画
部首内画数 手部12画
国語施策 常用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検準2級
日本語能力検定 JLPT N1

書き方・読み方

書き方

撲_書き方
撲の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、ボクホクハク撲るはる撲るなぐる撲つうつの6種の読み方が存在する。

意味

  1. うつ。なぐる。る。く。「撲滅・打撲」

熟語

大相撲【おおずもう】

盛大な相撲の興行。
[運](特に)日本相撲協会によって行われる相撲興行。
「本場所」とも呼ぶ。

指相撲【ゆびずもう】

二人が向き合い、互いに一方の手の四指を組み合せて親指を立て、相手の親指を押え合う遊び。
相手の親指を自分の親指で押し伏せた方を勝ちとなる。

紙相撲【かみずもう】

子供の遊びの一つ。
紙で作った力士(リキシ)を台の上で戦わせるもの。
力士の姿に模(モ)して作った厚紙をV字に折り、二つを組ませて土俵(ドヒョウ)を書いた台の上に立たせ、台を指などで軽く叩(タタ)いて紙の力士を動かす。

相撲/角力【すもう】

[国][運]日本の国技。
江戸時代、主に深川八幡(富岡八幡宮)と本所回向院(エコウイン)で興行が催される。回向院の小屋掛けによる興行は1907(明治40)まで続き、1909(明治42)旧国技館に移った。

スモウバナ/相撲花【すもうばな】

[植]スミレ(菫)の別称。
すみれ(スミレ、菫)

文字コード

「撲」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「撲」の文字コード一覧
Unicode 1 U+64B2
JISX0213 1-43-48
戸籍統一文字番号 2 143090
住基ネット統一文字 J+64B2

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「撲」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 3569
新大字典4 講談社 5908
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 4310
大漢和辞典6 7 大修館書店 12755
大漢語林8 大修館書店 4204

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
2010年(平成22年)11月
改定常用漢字表に掲載
文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表9」に採用される。

まとめ

「撲」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「撲」についての総括
  1. 撲の画数 :15画
  2. 撲の部首 : 手
  3. 撲の読み方:ボク・ホク・ハク・はる・なぐる・うつ
  4. 撲の意味 :うつ/なぐる/殴る/打ち叩く
以上で「撲」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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