「斬」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、きる/刀の刃で切る/切り殺すなどの意味をもつ漢字。11画の画数をもち、斤部に分類される。日本では常用漢字に定められており、高校卒業/大学/一般レベルの漢字とされる。

漢字「斬」
字体
読み 音読み ザン
《外》サン
訓読み ()
部首 斤部
画数 総画数 11画
部首内画数 斤部7画
国語施策 常用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検2級

書き方・読み方

書き方

斬_書き方
斬の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、ザンサン斬るきるの3種の読み方が存在する。

意味

  1. きる。る。す。「斬殺・斬罪」
  2. りはなす。途切れる。つ。「斬新・斬髪」

熟語

四字熟語

「斬」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。

「斬」が入る四字熟語
斬新奇抜ざんしんきばつ

斬首【ざんしゅ】

首を斬(キ)り落すこと。
首を斬り落す刑罰。斬罪(ザンザイ)。

滅多斬り【めったぎり】

むやみやたらに斬りまくること。

辻斬り/辻斬【つじぎり】

[歴]昔、武士が刀の切れ味を試(タメ)したり、腕試(ウデタメ)し・物取(モノト)りなどの目的のため、夜間に辻や道端(ミチバタ)に待ち伏せし、不意に行きずりの人を斬(キ)ったこと。また、その武士。ためしぎり(試し斬り、試斬)。

試し斬り/試斬【ためしぎり】

刀剣などの切れ味を試すため、罪人・「ほて」などを斬ること。
据物斬(スエモノギリ)など。すえもの(据物)、やまだあさえもん(山田浅右衛門、山田朝右衛門)、ほて(ほて)、つじぎり(辻斬り、辻斬)。

斬級【ざんきゅう】

戦場で敵と戦って、敵の首を取ること。
戦場で討ち取った首。斬首(ザンシュ)。

文字コード

「斬」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「斬」の文字コード一覧
Unicode 1 U+65AC
JISX0213 1-27-34
戸籍統一文字番号 2 151960
住基ネット統一文字 J+65AC

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「斬」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 3751
新大字典4 講談社 6274
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 4468
大漢和辞典6 7 大修館書店 13555
大漢語林8 大修館書店 4361

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

2010年(平成22年)11月
改定常用漢字表に掲載
文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表9」に採用される。

まとめ

「斬」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「斬」についての総括
  1. 斬の画数 :11画
  2. 斬の部首 : 斤
  3. 斬の読み方:ザン・サン・きる
  4. 斬の意味 :きる/刀の刃で切る/切り殺す
以上で「斬」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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