「柾」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、まさき/ニシキギ科の常緑低木/まさ/まさめなどの意味をもつ漢字。9画の画数をもち、木部に分類される。日本では人名用漢字、国字に定められており、大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

漢字「柾」
字体
読み 音読み キュウ
訓読み まさ
まさき
部首 木部
画数 総画数 9画
部首内画数 木部5画
国語施策 人名用漢字・国字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検準1級
日本語能力検定 JLPT N1

書き方・読み方

書き方

柾_書き方
柾の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、キュウまさきまさの3種の読み方が存在する。

意味

まさき/ニシキギ科の常緑低木/まさ/まさめ

熟語

柾/正【まさ】

柾目の略称。
まさめ(柾目、正目)

柾目/正目【まさめ】

[英語]straightgrain

[建]板の木目(モクメ)が、縦にまっすぐ通り揃(ソロ)っている板面。また、そのような板。
木材の幹の中心を通って製材(木取り)したもの。

二方柾【にほうまさ】

[建]角材の前後二面に柾目(マサメ)、左右二面に板目(イタメ)が表れたもの。
幹の中心(芯)を避け、一面を樹皮側にして年輪と並行に製材(木取り)したもの。まさめ(柾目、正目)、いため(板目)、しほうまさ(四方柾)、しほういため(四方板目)。

四方柾【しほうまさ】

[建]角材の四面に柾目(マサメ)が表れたもの。
木材の角を樹皮側に、その対角を幹の中心(芯)側にして製材(木取り)したもの。一辺一尺の角材では径約三尺(*)以上の原木が必要で、無駄になる部分は多いが、上等の柱材になる。

文字コード

「柾」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「柾」の文字コード一覧
Unicode 1 U+67FE
JISX0213 1-43-79
戸籍統一文字番号 2 165230
住基ネット統一文字 J+67FE

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「柾」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 4163
新大字典4 講談社 6906
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 4984
大漢和辞典6 7 大修館書店 14675
大漢語林8 大修館書店 5006

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

まとめ

「柾」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「柾」についての総括
  1. 柾の画数 :9画
  2. 柾の部首 : 木
  3. 柾の読み方:キュウ・まさき・まさ
  4. 柾の意味 :まさき/ニシキギ科の常緑低木/まさ/まさめ
以上で「柾」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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