「濡」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

濡とは、うるおう／ぬれるなどの意味をもつ漢字。17画の画数をもち、水部に分類される。日本では人名用漢字に定められており、大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

『濡』の字には少なくとも、濡ネン・濡ニョ・濡ニ・濡ナン・濡ナ・濡ダ・濡ゼン・濡ジュウ・濡ジュ・濡れるぬれる・濡るとどこおる・濡ううるおうの12種の読み方が存在する。

うるおう／ぬれる

[古][自動詞下二段](雨や飛沫<シブキ>などで)濡れる。ぬれる(濡れる)。
[古][自動詞下二段]涙に濡れる。

[自動詞下一段] 古語：ぬる(濡る)
。

[食]ぬれせんべい(濡れせんべい、濡れ煎餅)
。

[英語]openveranda

[建]和風建築で、雨戸(アマド)の敷居(シキイ)の外側に張り出している、狭い板張りの縁側(エンガワ)。
部屋と庭との出入りに使用したり、腰掛けて新聞を読んだり、夏の宵(ヨイ)には夕涼みや花火をしたりする。えんがわ(縁側)。

[食]砂糖を少なくして甘味をおさえ柔かく煮た甘納豆。
普通の甘納豆に比べ日持ちがしない。あまなっとう(甘納豆)。

「濡」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。