「穴」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

穴とは、あな／窪んだ所／掘られた凹みなどの意味をもつ漢字。5画の画数をもち、穴部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校6年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『穴』の字には少なくとも、穴ゲチ・ 穴ケツ・ 穴ギチ・ 穴キツ・ 穴あなの5種の読み方が存在する。

意味

1. あな。窪んだ所。掘られた凹み。「穴居・穴隙(けつげき)・洞穴・風穴・墓穴・岩穴・毛穴・竪穴・縦穴・節穴・雪穴・横穴」
2. 他人が知らない利になること。「穴場」
3. (ギャンブル)大番狂わせの勝負。高配当の勝負と儲け。「大穴」
4. 中国医学における鍼やお灸をすえる人体のツボ。「灸穴・経穴」
5. 金銭の欠損。会計上の損失。

熟語

四字熟語

「穴」の漢字を語中にもつ四字熟語2種を表にまとめる。

穴【けつ】

あな(穴)。
洞穴(ドウケツ)、墓穴(ボケツ)
[医]灸(キュウ)をすえ鍼(ハリ)を打つ、体の凹んだ箇所。つぼ(壺)・経穴(ケイケツ)。

穴／尻【けつ】

[俗]しり(尻)。
下品な言い方。
「あな(穴)」があることから。

穴師【あなし】

[Romaji]Anashi

奈良県桜井市北部の地名。
[古]大阪府泉大津市我孫子(アビコ)付近の旧称。
穴師神社がある。

ニ穴【にけつ】

二つ穴(アナ)用のバインダーやリフル(補充用紙)。[1]りふる(リフル)。
二つ穴用のパンチ(穴明け器)。

矢穴【やあな】

石材を切り出す際、石目(イシメ)にそって穿(ウガ)った、楔(クサビ)(矢)を打ち込む穴。
。

文字コード

「穴」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「穴」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。