異体字「苅」については「苅(漢字)」をご覧ください。
刈とは、かる/刈り取るなどの意味をもつ漢字。4画の画数をもち、刀部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校在学中レベルの漢字とされる。
字体 | 刈 | |
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読み | 音読み | 《外》カイ 《外》ガイ 《外》ゲ |
訓読み | か(る) | |
部首 | 刀部 | |
画数 | 総画数 | 4画 |
部首内画数 | 刀部2画 | |
国語施策 | 常用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検4級 | |
日本語能力検定 | JLPT N1 |
字体 | 苅 |
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画数 | 7画 |
Unicode | U+82C5 |
JISX0213 | 1-20-03 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『刈』の字には少なくとも、刈・ 刈・ 刈・ 刈るの4種の読み方が存在する。
意味
熟語
刈谷市【かりやし】
[Romaji]KariyaShi
愛知県中央部、境川に面する市。工業都市。
自動車・工作機械・ミシン・自動織機などの工業地帯を形成。
刈田郡【かったぐん】
[Romaji]KattaGun
宮城県南西部の郡。
蔵王町(ザオウマチ)・七ヶ宿町(シチカシュクマチ)の町。
。
根刈/根刈り【ねがり】
[農]稲(イネ)・穀類を根もとから刈り取る収穫方法。
奈良時代までは石包丁などを用いて穂だけを刈り取る穂首刈(ホクビガリ)が行われていたが、平安時代より鉄製の鎌の普及につれて根刈が広まり、鎌倉時代に一般化した。ほくびがり(穂首刈、穂首刈り)。
刈安/青茅【かりやす】
[植]イネ目(Poales)イネ科(Poaceae)の多年草。
[植]コブナグサの別称。
こぶなぐさ(コブナグサ、小鮒草)
かりやすぞめ(刈安染)
[色]かりやすいろ(刈安色)
。
刈安色【かりやすいろ】
[色]植物カリヤスで染めた鮮やかな黄色。
「かりやす(刈安)」とも呼ぶ。
C=18,M=10,Y=95,B=0。
文字コード
「刈」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+5208 |
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JISX0213 | 1-20-02 |
戸籍統一文字番号 2 | 021900 |
住基ネット統一文字 | J+5208 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
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角川大字源3 | 角川書店 | 666 |
新大字典4 | 講談社 | 1127 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 833 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 1859 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 848 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
まとめ
「刈」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
- 刈の画数 :4画
- 刈の部首 : 刀
- 刈の読み方:ゲ・ガイ・カイ・かる
- 刈の意味 :かる/刈り取る
ウサタロー