「腰」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、こし/体の背骨と骨盤がつながる胴体の部位などの意味をもつ漢字。13画の画数をもち、肉部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校在学中レベルの漢字とされる。

漢字「腰」
字体
読み 音読み 《高》ヨウ
訓読み こし
部首 肉部
画数 総画数 13画
部首内画数 肉部9画
国語施策 常用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検4級
日本語能力検定 JLPT N2

書き方・読み方

書き方

腰_書き方
腰の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、ヨウこしの2種の読み方が存在する。

意味

  1. こし。の背骨と骨盤がつながる胴体の部位。「腰囲・腰間・腰椎(ようつい)・腰痛・細腰・蜂腰(ほうよう)」
  2. ほどからの部分。「山腰」

熟語

腰壁【こしかべ】

[英語](単数形)podium/(複数形)podiums/podia

[建]競技場と観客席の間などにある、腰くらいの高さの囲い。
「ポディウム」とも呼ぶ。

腰板【こしいた】

[Romaji]koshi’ita

[建]壁・障子(ショウジ)・垣根などの下部に張った板。
「こしばりいた(腰張り板、腰張板)」とも呼ぶ。こししょうじ(腰障子)、ささもく(笹目、笹木、笹杢)。

腰高【こしだか】

[建]こしだかしょうじ(腰高障子)

腰だめ【こしだめ】

[軍]連発式の自動小銃などの銃床(ジュウショウ)を腰に当てて、銃口を目より低く構え、よく狙(ネラ)わずにおおざっぱな見当(ケントウ)で連射すること。
主に見えない敵や、相手の威嚇(イカク)などに使用される。
(転じて)準備や計画を整えずに大体の見当で物事を始めること。

腰羽目【こしはめ】

[建]外壁下部を破目(板張り)にすること。また。その仕上げ。

文字コード

「腰」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「腰」の文字コード一覧
Unicode 1 U+8170
JISX0213 1-25-88
戸籍統一文字番号 2 330850
住基ネット統一文字 J+8170

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「腰」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 7965
新大字典4 講談社 13242
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 9655
大漢和辞典6 7 大修館書店
大漢語林8 大修館書店 4813

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
2010年(平成22年)11月
改定常用漢字表に掲載
文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表9」に採用される。

まとめ

「腰」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「腰」についての総括
  1. 腰の画数 :13画
  2. 腰の部首 : 肉
  3. 腰の読み方:ヨウ・こし
  4. 腰の意味 :こし/体の背骨と骨盤がつながる胴体の部位
以上で「腰」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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