「芳」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、かおり/よいにおい/かんばしい/かぐわしいなどの意味をもつ漢字。7画の画数をもち、艸部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校卒業レベルの漢字とされる。

漢字「芳」
字体
読み 音読み ホウ
訓読み 《高》かんば(しい)
《外》かお()
《外》かぐわ(しい)
部首 艸部
画数 総画数 7画
部首内画数 艸部4画
国語施策 常用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検3級
日本語能力検定 JLPT N1

書き方・読み方

書き方

芳_書き方
芳の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、ホウ芳しいかんばしい芳しいかぐわしい芳りかおりの4種の読み方が存在する。

意味

かおり/よいにおい/かんばしい/かぐわしい

熟語

四字熟語

「芳」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。

「芳」が入る四字熟語
一言芳恩いちごんほうおん

三芳村【みよしむら】

[Romaji]MiyoshiMura

[古]千葉県南西部、安房郡(アワグン)の村。房総半島(ボウソウハントウ)の南部に位置し、南部・南西部を館山市(タテヤマシ)に接する。1953年(昭和28年)稲都(イナミヤ)村・滝田(タキタ)村・国府(コクフ)村が合併して発足。

三芳町【みよしまち】

[Romaji]MiyoshiMachi

埼玉県南部、入間郡(イルマグン)の町。さんとめしんでん(三富新田)。

三芳野神社【みよしのじんじゃ】

埼玉県川越市郭町(クルワマチ)2丁目にある神社。
平安初期に創立され、のち川越城の鎮守となる。
童謡「とうりゃんせ」の発祥の地で、「わらべ唄発祥の地」の石碑がある。

蘇芳/蘇方【すおう】

[植]すおう(スオウ、蘇芳、蘇方)
[色]蘇芳色。
すおういろ(蘇芳色、蘇方色)
[服]蘇芳襲の略。
すおうがさね(蘇芳襲、蘇方襲)

葭町/芳町【よしちょう】

[Romaji]Yoshicho

[歴]よしわら(吉原)

文字コード

「芳」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「芳」の文字コード一覧
Unicode 1 U+82B3
JISX0213 1-43-07
戸籍統一文字番号 2 342670
住基ネット統一文字 J+82B3

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「芳」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 8188
新大字典4 講談社 13641
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 10007
大漢和辞典6 7 大修館書店 30736’
大漢語林8 大修館書店 9328

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
2010年(平成22年)11月
改定常用漢字表に掲載
文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表9」に採用される。

まとめ

「芳」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「芳」についての総括
  1. 芳の画数 :7画
  2. 芳の部首 : 艸
  3. 芳の読み方:ホウ・かんばしい・かぐわしい・かおり
  4. 芳の意味 :かおり/よいにおい/かんばしい/かぐわしい
以上で「芳」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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