「荒」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

荒とは、あらい／あれる／作物が実らない／開拓されていないなどの意味をもつ漢字。9画の画数をもち、艸部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校在学中レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『荒』の字には少なくとも、荒コウ・ 荒むすさむ・ 荒ぶすさぶ・ 荒いあらい・ 荒れるあれる・ 荒らすあらすの6種の読み方が存在する。

意味

1. あらい。あれる。作物が実らない。開拓されていない。「荒土・荒野・荒海・荒波」
2. すさむ。廃れる。乱れる。耽る。「荒淫・荒天・荒廃・荒亡」
3. でたらめ。嘘。とりとめのないさま。「荒言・荒誕・荒唐」
4. 国の果て。辺境。遠い。「荒外・八荒」

熟語

四字熟語

「荒」の漢字を語中にもつ四字熟語2種を表にまとめる。

荒／粗【あら】

[接頭辞]荒々しい。
[接頭辞]目が粗(アラ)い。こまかくない。

荒潮【あらじー】

荒事【あらごと】

[劇]歌舞伎の所作(ショサ)の一つ。きんぴらじょうるり(金平浄瑠璃、公平浄瑠璃)。
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荒物【あらもの】

粗末(ソマツ)な物。
家庭で日常に使用する雑貨・日用雑貨・家庭用品。
ハタキ(叩き)・ホウキ(箒)・チリトリ(塵取り)など。

荒物／新物【あらもの】

生(ナマ)のままの進物または供物(クモツ)。
生の魚・鳥など。
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文字コード

「荒」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「荒」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。