「華」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、はな/草木の花の総称/花の本字などの意味をもつ漢字。10画の画数をもち、艸部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校卒業レベルの漢字とされる。

漢字「華」
字体
読み 音読み
《外》カイ
《外》
《高》
訓読み はな
《外》しろ()
部首 艸部
画数 総画数 10画
部首内画数 艸部7画
国語施策 常用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検3級
日本語能力検定 JLPT N1

書き方・読み方

書き方

華_書き方
華の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、カイはな華いしろいの6種の読み方が存在する。

意味

  1. はな。草木のの総称。の本字。類義語:「華道・華容・蓮華(れんげ)・華鬘(けまん)・国華」
  2. はなやか。しい。立派。える。「華美・華麗・栄華」
  3. しろい。。おしろい。「鉛華・亜鉛華」
  4. 中国・中華人民共和国の自称。「中華・日華・華夷・華夏・華北・華中・華南・華僑(かきょう)・華語」

熟語

四字熟語

「華」の漢字を語中にもつ四字熟語11種を表にまとめる。

「華」が入る四字熟語
栄華秀英えいかしゅうえい 英華発外えいかはつがい 栄耀栄華えいようえいが
去華就実きょかしゅうじつ 絢爛豪華けんらんごうか 豪華絢爛ごうかけんらん
枯樹生華こじゅせいか 荘厳華麗そうごんかれい 南華之悔なんかのくい
拈華微笑ねんげみしょう 富貴栄華ふうきえいが

華厳【けごん】

[仏]「行(ギョウ)」を「華」にたとえ、多くの修行によって仏果(ブッカ)を荘厳(ショウゴン)すること。

華鬘【けまん】

[梵]kusuma-mala(花の飾り)

[歴]古代インドの風習で、生花の輪にして男女の身体を装飾するもの。
[仏]仏堂内陣や仏前を飾る仏具。

散華【さんげ】

[仏]仏の供養のために花を撒(マ)き散(チ)らすこと。
[仏]声明の曲名。
四箇法要(シカホウヨウ)・二箇法要(ニカホウヨウ)の中の一つ。

花/華【はな】

[植][1]はな(花)

蓮華坐【れんげざ】

[仏]けっかふざ(結跏趺坐)

文字コード

「華」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「華」の文字コード一覧
Unicode 1 U+83EF
JISX0213 1-18-58
戸籍統一文字番号 2 347300
住基ネット統一文字 J+83EF

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「華」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 8287
新大字典4 講談社 13811
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 10228
大漢和辞典6 7 大修館書店 31119
大漢語林8 大修館書店 9450

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
2010年(平成22年)11月
改定常用漢字表に掲載
文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表9」に採用される。

まとめ

「華」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「華」についての総括
  1. 華の画数 :10画
  2. 華の部首 : 艸
  3. 華の読み方:ゲ・ケ・カイ・カ・はな・しろい
  4. 華の意味 :はな/草木の花の総称/花の本字
以上で「華」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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