異体字「処」については「処(漢字)」をご覧ください。
處とは、ところ/場所/場などの意味をもつ漢字。11画の画数をもち、虍部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。
字体 | 處 | |
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読み | 音読み | ショ キョ コ 《外》ソ |
訓読み | 《外》お(く) 《外》お(る) 《外》ところ |
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部首 | 虍部 | |
画数 | 総画数 | 11画 |
部首内画数 | 虍部5画 | |
JIS漢字水準 | JIS第2水準 | |
漢字検定 | 漢検1級・漢検準1級 |
字体 | 処 |
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画数 | 5画 |
Unicode | U+51E6 |
JISX0213 | 1-29-72 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『處』の字には少なくとも、處・ 處・ 處・ 處・ 處・ 處る・ 處くの7種の読み方が存在する。
意味
- ところ。場所。場。類義語:所「處處・居處・各處・随處」
- 世間に出ず家にいる。「處士・處女」
- ある場所に留まる。住む。生活する。「處世・出處進退」
- しかるべく決める。取り捌く。「處刑・處断・處置・處罰・處分・處方・處務・處理・区處・善處・対處」
熟語
四念処/四念處【しねんじょ】
[仏]悟りを得るための身念処・受念処・心念処・法念処の、四種の観法(修行法)の総称。
世間の実相は無浄(不浄)・無楽(苦)・無常・無我であるのに浄・楽・常・我と誤る四顛倒(シテンドウ)を打破するもの。
「四念処観」、「四念住(シネンジュウ)」とも呼ぶ。
四念処観/四念處觀【しねんじょかん】
[仏]しねんじょ(四念処、四念處)
。
文字コード
「處」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+8655 |
---|---|
JISX0213 | 1-49-61 |
戸籍統一文字番号 2 | 371960 |
住基ネット統一文字 | J+8655 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 8681 |
新大字典4 | 講談社 | 14515 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 807 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 32697 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 797 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1958年(昭和33年)
学年別漢字配当表(昭和33年)に掲載
昭和36年度より実施される、小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表」に
第6学年の配当漢字として公示される。
第6学年の配当漢字として公示される。
1977年(昭和52年)
学年別漢字配当表(昭和52年)に掲載
昭和55年度より実施される、小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表」に
第6学年の配当漢字として公示される。
第6学年の配当漢字として公示される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
2017年(平成29年)
学年別漢字配当表(平成29年)に掲載
令和2年度より実施される、小学校学習指導要領(文部科学省)の別表「学年別漢字配当表」に
第6学年の配当漢字として公示される。
第6学年の配当漢字として公示される。
まとめ
「處」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「處」についての総括
- 處の画数 :11画
- 處の部首 : 虍
- 處の読み方:ソ・ショ・コ・キョ・ところ・おる・おく
- 處の意味 :ところ/場所/場
以上で「處」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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