訪とは、おとずれる／人をたずね問うなどの意味をもつ漢字。11画の画数をもち、言部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校6年生修了レベルの漢字とされる。
| 字体 | 訪 | |
|---|---|---|
| 読み | 音読み | ホウ |
| 訓読み | たず(ねる) 《中》おとず(れる) 《外》おとな(う) 《外》と(う) |
|
| 部首 | 言部 | |
| 画数 | 総画数 | 11画 |
| 部首内画数 | 言部4画 | |
| 国語施策 | 教育漢字・常用漢字 | |
| JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
| 漢字検定 | 漢検5級 | |
| 日本語能力検定 | JLPT N3 | |
書き方・読み方
書き方
読み方
『訪』の字には少なくとも、訪・ 訪う・ 訪ねる・ 訪う・ 訪れるの5種の読み方が存在する。
意味
熟語
諏訪【すわ】
[Romaji]Suwa
すわし(諏訪市)
すわぐん(諏訪郡)
。
下諏訪町【しもすわまち】
[Romaji]ShimosuwaMachi／ShimoSuwaMachi
長野県中央部、諏訪郡(スワグン)の町。諏訪湖の北岸に位置する。
諏訪大社下社の門前町として発達。
諏訪市【すわし】
[Romaji]SuwaShi
長野県中央部の市。東部を茅野市(チノシ)に接する。
。
諏訪湖【すわこ】
[Romaji]SuwaKo
[地]長野県中央部、諏訪盆地の中央にある断層陥没湖。冬季は結氷する。おみわたり(お神渡り、御神渡り)。
訪問【ほうもん】
[英語]call／visit
人を訪(タズ)ねること。
他家を訪(オトズ)れること。
「お邪魔(ジャマ)」、「邪魔」とも呼ぶ。
文字コード
「訪」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
| Unicode 1 | U+8A2A |
|---|---|
| JISX0213 | 1-43-12 |
| 戸籍統一文字番号 2 | 400690 |
| 住基ネット統一文字 | J+8A2A |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
| 書籍 | 出版社 | 検字番号 |
|---|---|---|
| 角川大字源3 | 角川書店 | 9273 |
| 新大字典4 | 講談社 | 15650 |
| 新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 11869 |
| 大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 35284 |
| 大漢語林8 | 大修館書店 | 10621 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
1946年（昭和21年）11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1968年（昭和43年）
学年別漢字配当表（昭和43年）に掲載
小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表（備考欄）」に記載される。
1977年（昭和52年）
学年別漢字配当表（昭和52年）に掲載
昭和55年度より実施される、小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表」に
第6学年の配当漢字として公示される。
第6学年の配当漢字として公示される。
1981年（昭和56年）10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
2017年（平成29年）
学年別漢字配当表（平成29年）に掲載
令和2年度より実施される、小学校学習指導要領(文部科学省)の別表「学年別漢字配当表」に
第6学年の配当漢字として公示される。
第6学年の配当漢字として公示される。
まとめ
「訪」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「訪」についての総括
- 訪の画数 ：11画
- 訪の部首 ： 言
- 訪の読み方：ホウ・とう・たずねる・おとなう・おとずれる
- 訪の意味 ：おとずれる／人をたずね問う
以上で「訪」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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