「貧」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

貧とは、まずしい／財が少ないなどの意味をもつ漢字。11画の画数をもち、貝部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校5年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『貧』の字には少なくとも、貧ビン・ 貧ヒン・ 貧しいまずしいの3種の読み方が存在する。

意味

1. まずしい。財が少ない。対義語：富「貧窮・貧苦・貧困・貧民・貧富・極貧・清貧」
2. 量が足りない。乏しい。「貧血・貧鉱・貧弱・貧打・貧土」

熟語

寒貧【かんぴん】

ひどく貧乏なこと・赤貧(セキヒン)。
強調して「素寒貧(スカンピン)」とも呼ぶ。
。

清貧【せいひん】

[英語]honestpoverty

心が清浄で私利を求めず、そのため暮らし振りが貧しいこと。
清貧に甘んじる
。

貧血【ひんけつ】

[英語]anemia

貧乳【ひんにゅう】

[俗]乳房(チブサ)が小さいこと。また、そのような女性。
⇔きょにゅう(巨乳)
。

貧民窟【ひんみんくつ】

「貧民街」、「スラム(slum)」とも呼ぶ。[2]すらむ(スラム)、ふぁべーら(ファベーラ)、すもーきーまうんてん(スモーキーマウンテン)、ひとろふか(ヒトロフカ)。
明治中期、東京の代表的貧民窟は四谷の鮫ヶ橋・下谷の万年町・芝の新網(シンアミ)。

文字コード

「貧」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「貧」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。