「財」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

財とは、たから／富／価値のあるもの／貴重品などの意味をもつ漢字。10画の画数をもち、貝部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校5年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『財』の字には少なくとも、財ザイ・ 財サイ・ 財たからの3種の読み方が存在する。

意味

1. たから。富。価値のあるもの。貴重品。「財貨・財源・財産・財政・財宝・家財・散財・私財・借財・浄財・蓄財・理財」
2. お金。金銭。「財布」

熟語

財施【ざいせ】

[仏]法施(ホウセ)・無畏施(ムイセ)とともに三施の一つ。
金品を提供する物質的な布施(フセ)。
。

施財天【せざいてん】

[仏]びしゃもんてん(毘沙門天)
。

住友財閥【すみともざいばつ】

[経]三井・三菱と並ぶ日本の三大財閥の一つ。
江戸初期から大坂で銅商を営み、1691(元禄4)別子銅山を開き、江戸時代を通じて、最大の銅鉱業を経営。幕府の巣幣鋳造なども営む。

八大財閥【はちだいざいばつ】

[歴]三井・三菱・住友・安田・浅野・大倉・古河・川崎の財閥。
この内、三井・三菱・住友は「三大財閥」と呼ばれる。
。

浙江財閥【せっこうざいばつ】

[歴]中国の上海(シャンハイ)を中心に活躍していた金融業の一団の呼称。
主として浙江出身の実業家で、浙江人の資金を基礎としていた。
国民政府成立後、政府と連絡してその財政面の施策を援助したため、強大となり全国の金融・産業を支配するにいたった。

文字コード

「財」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「財」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。