「鎖」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

鎖とは、くさり／つなぎ合わせたものなどの意味をもつ漢字。18画の画数をもち、金部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校在学中レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『鎖』の字には少なくとも、鎖サ・ 鎖すとざす・ 鎖すさす・ 鎖くさりの4種の読み方が存在する。

意味

1. くさり。つなぎ合わせたもの。「鎖骨・鉄鎖・連鎖・鎖鎌(くさりがま)」
2. 錠前。かぎ。かけがね。「鎖鑰(さやく)」
3. とざす。とじる。錠をかける。「鎖国・鎖港・封鎖・閉鎖」

熟語

鎖鑰【さやく】

錠(ジョウ)(鎖)と鍵(カギ)(鑰)。
(転じて)戸締(トジマ)り。
(特に)外敵の侵入を防ぐ重要な場所。

鎖鎌【くさりがま】

カマ(鎌)に２～３メートルくらいの鉄の鎖をつけ、他端に鉄の分銅(フンドウ)をつけた武器。武芸十八般(ジュウハッパン)の一つ。
鎖を持って頭上などで分銅を回し、その分銅を相手に投げ付けて倒したり、相手の刀などに絡(カラ)ませて引き寄せたりして、カマで相手の首を掻(カ)き切って止(トド)めを刺(サ)すもの。

鎖車【くさりぐるま】

[英語]sprocket

鎖籠手【くさりごて】

鎖を家地(イエジ)の表面に綴(ト)じつけた籠手。
。

鎖襦袢【くさりじばん】

[歴]くさりかたびら(鎖帷子)
。

文字コード

「鎖」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「鎖」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。