「闘」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、たたかう/戦/武器を持って争う/喧嘩などの意味をもつ漢字。18画の画数をもち、門部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校在学中レベルの漢字とされる。

漢字「闘」
字体
読み 音読み トウ
訓読み たたか()
部首 門部
鬥部
画数 総画数 18画
部首内画数 門部10画
鬥部10画
国語施策 常用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検4級
日本語能力検定 JLPT N1

書き方・読み方

書き方

闘_書き方
闘の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、トウ闘うたたかうの2種の読み方が存在する。

意味

  1. たたかう。。武器をってう。喧嘩。「闘争・闘魂・闘志・闘士・戦闘・争闘・格闘・苦闘・力闘・奮闘・敢闘・健闘・暗闘・悪戦苦闘・死闘・私闘・決闘・拳闘」
  2. わせる。「闘技・闘鶏・闘牛・闘犬」

熟語

四字熟語

「闘」の漢字を語中にもつ四字熟語5種を表にまとめる。

「闘」が入る四字熟語
孤軍奮闘こぐんふんとう 奮闘努力ふんとうどりょく 力戦奮闘りきせんふんとう
竜闘虎争りゅうとうこそう 竜騰虎闘りゅうとうことう

械闘【かいとう】

[中国語]xiedou、[客家方言]feuding

[歴]革命前の近代中国で、利害の対立する部落間・族党間または労働者集団(幇)の間で武器をもって行なった闘争。
清代、華中・華南に多く、原因は水利・地境の紛争など。でいり(出入り)。

決闘【けっとう】

[英語]duel

参照けっとうざい(決闘罪)、ふぇーで(フェーデ)、[1]がんとれっと(ガントレット)、がんふぁいと(ガンファイト)、たいまん(タイマン)
決闘裁判(judicialduel):参照しんめいさいばん(神明裁判)セコンド(second):介添え人。

格闘技【かくとうぎ】

[運]参照[2]さんぼ(サンボ)

闘士型【とうしがた】

[心]クレッチマーの体形型分類の一つ。
気質型分類の「てんかん質(癲癇質)」に対比される。

決闘罪【けっとうざい】

[法]1889年(明治22年)「決闘罪に関する件」により科(カ)せられる不法行為。
決闘に関し、挑(イド)むこと、これに応じ受けること、あるいは立ち会うことや場所を提供することで成立する。

文字コード

「闘」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「闘」の文字コード一覧
Unicode 1 U+95D8
JISX0213 1-38-14
戸籍統一文字番号 2 516610
住基ネット統一文字 J+95D8

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「闘」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 11687
新大字典4 講談社 18248
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 13673
大漢和辞典6 7 大修館書店 45649’
大漢語林8 大修館書店 12410

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
2010年(平成22年)11月
改定常用漢字表に掲載
文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表9」に採用される。

まとめ

「闘」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「闘」についての総括
  1. 闘の画数 :18画
  2. 闘の部首 : 門,鬥
  3. 闘の読み方:トウ・たたかう
  4. 闘の意味 :たたかう/戦/武器を持って争う/喧嘩
以上で「闘」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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