「戦」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

戦とは、いくさ／たたかう／闘い／敵と争うなどの意味をもつ漢字。13画の画数をもち、戈部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校4年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『戦』の字には少なくとも、戦セン・ 戦うたたかう・ 戦ぐそよぐ・ 戦くおののく・ 戦いくさの5種の読み方が存在する。

意味

1. いくさ。たたかう。闘い。敵と争う。「戦艦・戦旗・戦後・戦術・戦災・戦争・戦闘・戦略・開戦・会戦・海戦・合戦・苦戦・空戦・激戦・決戦・抗戦・交戦・作戦・参戦・善戦・大戦・挑戦・内戦・敗戦・奮戦・陸戦・和戦」
2. 試合。競技を行う。「観戦・棋戦・対戦・熱戦」
3. 競争。競り合う。「商戦・舌戦・論戦」
4. おののく。そよぐ。慄き。震える。恐れる。類義語：顫「戦慄(せんりつ)」

熟語

四字熟語

「戦」の漢字を語中にもつ四字熟語7種を表にまとめる。

普戦【ふせん】

[軍]陸上自衛隊で、普通科と戦車科の併称。
普通科は旧陸軍の歩兵科に相当する。ほへいせんしゃ(歩兵戦車)。

戦史【せんし】

戦争の歴史・戦争の記録。
防衛施設庁に戦史室が付置されている。
。

戦旗【せんき】

戦争のときに用いる旗。
「いくさばた(戦旗)」とも呼ぶ。
。

和戦【わせん】

和睦と戦争。
和戦両様(リョウヨウ)の構え
戦いをやめて和睦すること。
和戦条約
。

戦死【せんし】

兵士が戦闘で死ぬこと。
「討死(ウチジニ)」、「散華(サンゲ)」とも呼ぶ。わるきゅーれ(ワルキューレ)。

文字コード

「戦」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「戦」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。