「喝」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

喝とは、?る／大声で怒鳴るなどの意味をもつ漢字。11画の画数をもち、口部に分類される。日本では常用漢字に定められており、高校在学中レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『喝』の字には少なくとも、喝カツ・ 喝カチ・ 喝カイ・ 喝アイ・ 喝るしかる・ 喝すおどすの6種の読み方が存在する。

意味

1. ?る。大声で怒鳴る。「喝破・一喝」
2. 大声をあげる。「喝采」
3. 脅しつける。大声で恐怖を与える。「恐喝・恫喝」

熟語

四字熟語

「喝」の漢字を語中にもつ四字熟語3種を表にまとめる。

喝采【かっさい】

[英語]cheers

(大勢が大声で)やんやと誉(ホ)めそやすこと。
「喝」は「大声を出すこと」、「采」は「色めき立つ(興奮する)」の意味。
拍手喝采
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喝采【かっさい】

[楽]吉田旺作詞、中村泰士作曲の歌謡曲。
歌は「ちあきなおみ」。1972年(昭和47年)9月レコード発売。

喝食【かっしき】

「喝」は唱えるの意味。「しき(食)」は唐音。

喝食姿【かっしきすがた】

[歴]主に武家の童子が元服まで結った髪形。
髻(モトドリ)を頭頂で結んで後ろに垂らし、肩のあたりで切りそろえる。
単に「喝食」とも呼ぶ。

沙弥喝食【しゃみかっしき】

[仏]禅宗の寺院の食堂(ジキドウ)で、僧たちに食事の時・食物の種類・おかわりなどの進め方を唱え告げ、給仕をする有髪(ウハツ)の少年。
「沙喝(シャカツ)」、「喝食(カッシキ)」、「喝食行者(アンジャ)」とも呼ぶ。
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文字コード

「喝」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「喝」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。