「垢」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

垢とは、はじ／あか／よごれなどの意味をもつ漢字。9画の画数をもち、土部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

『垢』の字には少なくとも、垢コク・垢コウ・垢ク・垢キク・垢れるよごれる・垢はじ・垢れるけがれる・垢あかの8種の読み方が存在する。

はじ／あか／よごれ

「垢」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。

「垢」が入る四字熟語
清浄無垢せいじょうむく

[仏]煩悩(ボンノウ)を離れること。
「垢離」は「こり」と読む。
。

[国]神仏に参詣や祈願するとき、冷水を浴(ア)びて、心(罪)や体の汚(ケガ)れを洗い落とし清めること。
「水垢離(ミズゴリ)」、「水行(スイギョウ、ミズギョウ)」とも呼ぶ。
垢離を取る：水垢離の行(ギョウ)をする。

[英語]smegma

[医]外部生殖器のひだ(襞)にたまった、分泌物や垢(アカ)・皮脂(ヒシ)。
「スメグマ」とも呼ぶ。
ラテン語の「清浄にする(smegma)」から。

[英語]dentalplaque

[医]歯の表面に付着したり、歯と歯の間にたまる、黄色い堆積物。
主として、口中の微生物が食べ物の残りかすを栄養として代謝したもの。
「プラーク」、「はくそ(歯くそ、歯屎)」、「はかす(歯かす、歯滓)」とも呼ぶ。

[医]めやに(目やに、目ヤニ、目脂、眼脂)
。

「垢」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。