仰とは、あおぐ/のく/あおむけになる/見上げるなどの意味をもつ漢字。6画の画数をもち、人部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校在学中レベルの漢字とされる。
字体 | 仰 | |
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読み | 音読み | ギョウ コウ 《外》ゴウ |
訓読み | あお(ぐ) 《高》おお(せ) 《外》あおの(く) 《外》の(く) |
|
部首 | 人部 | |
画数 | 総画数 | 6画 |
部首内画数 | 人部4画 | |
国語施策 | 常用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検4級 | |
日本語能力検定 | JLPT N1 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『仰』の字には少なくとも、仰・ 仰・ 仰・ 仰く・ 仰せ・ 仰く・ 仰ぐの7種の読み方が存在する。
意味
- あおぐ。のく。あおむけになる。見上げる。対義語:俯「仰望・仰視・仰臥(ぎょうが)・仰天・仰角・俯仰」
- あおぐ。信仰する。崇める。敬う。「欽仰・渇仰・景仰・信仰」
- 大げさなこと。「仰山・大仰」
- おおせ。言いつけ。
- おっしゃる。「言う」の尊敬語。
熟語
仰け【のっけ】
のけざま・あおむけ。
。
仰支斯里神社【かみきりじんじゃ】
島根県仁多郡(ニタグンニ)仁多町(タチョウ)八代(ヤシロ)にある神社。
。
遣仰院【けんごういん】
京都府京都市北区鷹峯光悦町(タカガミネコウエツチョウ)にある浄土真宗遣仰院派の本山。
寺宝は快慶作の釈迦・阿弥陀立像。京都七福神の福禄寿。
おしら信仰【おしらしんこう】
おしらさま(おしら様)
。
妙見信仰【みょうけんしんこう】
[仏]みょうけんぼさつ(妙見菩薩)
。
文字コード
「仰」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+4EF0 |
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JISX0213 | 1-22-36 |
戸籍統一文字番号 2 | 004960 |
住基ネット統一文字 | J+4EF0 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 165 |
新大字典4 | 講談社 | 334 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 237 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 400 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 205 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
まとめ
「仰」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「仰」についての総括
- 仰の画数 :6画
- 仰の部首 : 人
- 仰の読み方:ゴウ・コウ・ギョウ・のく・おおせ・あおのく・あおぐ
- 仰の意味 :あおぐ/のく/あおむけになる/見上げる
以上で「仰」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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