「堅」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、かたい/壊れにくい/丈夫/周到である/確かなどの意味をもつ漢字。12画の画数をもち、土部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校在学中レベルの漢字とされる。

漢字「堅」
字体
読み 音読み ケン
訓読み かた()
部首 土部
画数 総画数 12画
部首内画数 土部9画
国語施策 常用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検4級
日本語能力検定 JLPT N1

書き方・読み方

書き方

堅_書き方
堅の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、ケン堅いかたいの2種の読み方が存在する。

意味

  1. かたい。れにくい。丈夫。周到である。か。対義語:「堅固・堅甲・堅実・堅氷・堅塁・堅牢(けんろう)・強堅・剛堅・中堅」

熟語

四字熟語

「堅」の漢字を語中にもつ四字熟語6種を表にまとめる。

「堅」が入る四字熟語
意志堅固いしけんご 堅忍質直けんにんしっちょく 堅忍不抜けんにんふばつ
堅白同異けんぱくどうい 志操堅固しそうけんご 道心堅固どうしんけんご

堅白【けんぱく】

[中国語]Jianbai

節操を堅(カタ)く守って変わらず、潔白であること。
けんぱくどうい(堅白同異)

津堅島【つけんじま】

[Romaji]TsukenJima

[地]沖縄本島南部の東方にある、中頭郡(ナカガミグン)勝連町(カツレンチョウ)に属する小島。

面積
1.88平方キロメートル。

南方の久高島(クダカジマ)と併称して「津堅久高(ツケンクダカ)」と呼ばれる。

津堅久高【つけんくだか】

[Romaji]TsukenKudaka

[地]沖縄本島南部の東方にある、津堅島(ツケンジマ)と久高島(クダカジマ)の併称。つけんじま(津堅島)。

堅石白馬【けんせきはくば】

[中国語]JianshiBaima

けんぱくどうい(堅白同異)

堅パン/堅麺麭【かたぱん】

[食]堅焼きのパン。
[食]かんぱん(乾パン、乾麺麭)

文字コード

「堅」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「堅」の文字コード一覧
Unicode 1 U+5805
JISX0213 1-23-88
戸籍統一文字番号 2 059450
住基ネット統一文字 J+5805

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「堅」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 1592
新大字典4 講談社 2689
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 1983
大漢和辞典6 7 大修館書店 5210
大漢語林8 大修館書店 1942

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
2010年(平成22年)11月
改定常用漢字表に掲載
文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表9」に採用される。

まとめ

「堅」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「堅」についての総括
  1. 堅の画数 :12画
  2. 堅の部首 : 土
  3. 堅の読み方:ケン・かたい
  4. 堅の意味 :かたい/壊れにくい/丈夫/周到である/確か
以上で「堅」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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