「姓」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

姓とは、かばね／氏族がもつ職掌・家筋を示す称号などの意味をもつ漢字。8画の画数をもち、女部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校在学中レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『姓』の字には少なくとも、姓ソウ・ 姓セイ・ 姓ショウ・ 姓かばねの4種の読み方が存在する。

意味

1. かばね。氏族がもつ職掌・家筋を示す称号。「連姓(むらじのかばね)・臣姓(おみかばね)・八姓(はっしょう)」
2. やから。血族の集団。一族。家すじ。「異姓・同姓・四姓・百姓(ひゃくせい)」
3. みょう字。家の名称。同意語：氏「姓氏・姓名・改姓・旧姓」

熟語

四字熟語

「姓」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。

姓【かばね】

[歴]古代豪族が政治的・社会的地位を示すために氏(ウジ)の下につけた称号。
はじめは世襲した私的な尊称であったが、大和朝廷の支配が強化されるとその政治的地位を示す名称となり、朝廷が与奪するようになった。すぐり(村主)。

四姓【しせい】

かーすとせいど(カースト制度)
[国]源氏・平氏・藤原氏・橘(タチバナ)氏の総称。
。

国姓爺【こくせんや】

[中国語]Guoxingye

八色の姓／八色姓【やくさのかばね】

[歴]684(甲申10.1)天武天皇が改定した姓(カバネ)の制度。
【1】真人(マヒト)。
【2】朝臣(アソミ)。

百姓【ひゃくしょう】

農民。
乙名百姓：おとなびゃくしょう(乙名百姓、長百姓)小前百姓(コマエビャクショウ)：こまえ(小前)水呑百姓：みずのみびゃくしょう(水呑百姓、水呑み百姓)1929年(昭和4年)中国工農紅軍第７軍が編成。
。

文字コード

「姓」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「姓」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。