庭とは、にわ/屋敷内の空地などの意味をもつ漢字。10画の画数をもち、广部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校3年生修了レベルの漢字とされる。
字体 | 庭 | |
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読み | 音読み | テイ |
訓読み | にわ | |
部首 | 广部 | |
画数 | 総画数 | 10画 |
部首内画数 | 广部7画 | |
国語施策 | 教育漢字・常用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検8級 | |
日本語能力検定 | JLPT N3 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『庭』の字には少なくとも、庭・ 庭の2種の読み方が存在する。
意味
- にわ。屋敷内の空地。
- テイ。「庭園・庭上・庭前・校庭・後庭・主庭・前庭・石庭」
- にわ。「庭木・庭草・庭先・庭師・庭土・庭門・庭山・内庭・裏庭・坪庭・中庭・箱庭」
- 家。家の中。
- テイ。「家庭・庭訓(ていきん)」
- 宮中。禁裏。国政を行う所。
- テイ。「掖庭(えきてい)・禁庭」
- にわ。「庭火(にわび)」
熟語
茂庭【もにわ】
[Romaji]Moniwa
宮城県仙台市太白区(タイハクク)の地名。
。
家庭【かてい】
[英語]family/home
夫婦・親子など家族が一緒に生活する集まり。また、家族が生活する所。
「やにわ(家庭)」とも読む。
作庭【さくてい】
[Romaji]sakutei
[建]庭園を作ること。立石・砂・草木・池・中島・滝・築山・遣水などを配置すること。
「造園(ゾウエン)」とも呼ぶ。
内庭【ないてい】
[建]なかにわ(中庭)
。
作庭記【さくていき】
[Romaji]Sakutei-ki
[建]平安中期~鎌倉前期ころに記された、日本最古の造園秘伝書。全1巻。寝殿造りに付属する作庭上の諸事、意匠・各局部の作庭法・石組(イワグミ)の手法・作庭の禁忌などを説いたもの。
文字コード
「庭」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+5EAD |
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JISX0213 | 1-36-77 |
戸籍統一文字番号 2 | 105700 |
住基ネット統一文字 | J+5EAD |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 2512 |
新大字典4 | 講談社 | 4374 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 3133 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | |
大漢語林8 | 大修館書店 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1958年(昭和33年)
学年別漢字配当表(昭和33年)に掲載
昭和36年度より実施される、小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表」に
第4学年の配当漢字として公示される。
第4学年の配当漢字として公示される。
1977年(昭和52年)
学年別漢字配当表(昭和52年)に掲載
昭和55年度より実施される、小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表」に
第3学年の配当漢字として公示される。
第3学年の配当漢字として公示される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
2017年(平成29年)
学年別漢字配当表(平成29年)に掲載
令和2年度より実施される、小学校学習指導要領(文部科学省)の別表「学年別漢字配当表」に
第3学年の配当漢字として公示される。
第3学年の配当漢字として公示される。
まとめ
「庭」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「庭」についての総括
- 庭の画数 :10画
- 庭の部首 : 广
- 庭の読み方:テイ・にわ
- 庭の意味 :にわ/屋敷内の空地
以上で「庭」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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