敷とは、しき/しきもの/あまねく/広く行き渡らせる/しく/しきのべる/広がる/広げるなどの意味をもつ漢字。15画の画数をもち、攴部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校在学中レベルの漢字とされる。
字体 | 敷 | |
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読み | 音読み | 《高》フ |
訓読み | し(く) | |
部首 | 攴部 | |
画数 | 総画数 | 15画 |
部首内画数 | 攴部11画 | |
国語施策 | 常用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検4級 | |
日本語能力検定 | JLPT N1 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『敷』の字には少なくとも、敷・ 敷くの2種の読み方が存在する。
意味
しき/しきもの/あまねく/広く行き渡らせる/しく/しきのべる/広がる/広げる
熟語
四字熟語
「敷」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。
天井桟敷 |
敷島【しきしま】
[Romaji]ShikiShima
奈良県磯城郡(シキグン)。
「敷島」とも「磯城島」とも記された。
崇神(スジン)天皇の大和(ヤマト)磯城瑞籬(シキミツカキ)宮、欽明(キンメイ)天皇の磯城島金刺宮(シキシマノカナサシノミヤ)の都が置かれたところ。
布敷【ぬのじき】
[建]石敷(イシジキ)の敷き方の一種。
正方形や長方形の敷石・敷瓦(シキガワラ)・レンガ・タイルなどを、建物・道路と平行に並べた敷き方。また、敷いたもの。
稲敷【いなしき】
[Romaji]Inashiki
いなしきし(稲敷市)
いなしきぐん(稲敷郡)
。
石敷【いしじき】
[建](平らな)石を敷き詰めた所・石で舗装(ホソウ)した所。石畳(イシダタミ)。ぬのじき(布敷)、しはんじき(四半敷)。
布敷【ぬのしき】
[建]ぬのじき(布敷)
。
文字コード
「敷」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+6577 |
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JISX0213 | 1-41-63 |
戸籍統一文字番号 2 | 149730 |
住基ネット統一文字 | J+6577 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
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角川大字源3 | 角川書店 | 3708 |
新大字典4 | 講談社 | 6188 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 4425 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 13359’ |
大漢語林8 | 大修館書店 | 4325 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
まとめ
「敷」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
- 敷の画数 :15画
- 敷の部首 : 攴
- 敷の読み方:フ・しく
- 敷の意味 :しき/しきもの/あまねく/広く行き渡らせる/しく/しきのべる/広がる/広げる
ウサタロー