机とは、つくえ/物を乗せる台などの意味をもつ漢字。6画の画数をもち、木部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校6年生修了レベルの漢字とされる。
字体 | 机 | |
---|---|---|
読み | 音読み | 《外》ガイ 《中》キ |
訓読み | つくえ | |
部首 | 木部 | |
画数 | 総画数 | 6画 |
部首内画数 | 木部2画 | |
国語施策 | 教育漢字・常用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検5級 | |
日本語能力検定 | JLPT N2 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『机』の字には少なくとも、机・ 机・ 机の3種の読み方が存在する。
意味
- 机【つくえ】
-
- 職場などで机を寄せ集めたものは「しま(島)」と呼ぶ。
熟語
机【つくえ】
職場などで机を寄せ集めたものは「しま(島)」と呼ぶ。
。
机下/几下【きか】
[通]書簡の脇付(ワキヅケ)の一つ。
宛名(アテナ)の脇に書き添えて敬意を表すもの。
「(直接では恐れ多く)あなた様の机の下に差し出します」の意味。
小机駅【こづくええき】
[交]神奈川県横浜市港北区小机町(コヅクエチョウ)にあるJR横浜線の駅。
新横浜(シンヨコハマ)駅と鴨居(カモイ)駅(緑区)の間。
。
出文机【いだしふづくえ】
[古][建]鎌倉末期から室町時代、僧侶・貴族などの住宅に壁から出窓のように張り出して設けられた造り付けの机。
「いだしふみだな(出文棚)」とね呼ぶ。つけしょいん(付書院、付け書院)、あるこーぶ(アルコーブ)、にっち(ニッチ)。
文字コード
「机」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+673A |
---|---|
JISX0213 | 1-20-89 |
戸籍統一文字番号 2 | 162520 |
住基ネット統一文字 | J+673A |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 4026 |
新大字典4 | 講談社 | 6725 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 4809 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 14435 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 4895 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1968年(昭和43年)
学年別漢字配当表(昭和43年)に掲載
小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表(備考欄)」に記載される。
1977年(昭和52年)
学年別漢字配当表(昭和52年)に掲載
昭和55年度より実施される、小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表」に
第6学年の配当漢字として公示される。
第6学年の配当漢字として公示される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
2017年(平成29年)
学年別漢字配当表(平成29年)に掲載
令和2年度より実施される、小学校学習指導要領(文部科学省)の別表「学年別漢字配当表」に
第6学年の配当漢字として公示される。
第6学年の配当漢字として公示される。
まとめ
「机」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「机」についての総括
- 机の画数 :6画
- 机の部首 : 木
- 机の読み方:キ・ガイ・つくえ
- 机の意味 :つくえ/物を乗せる台
以上で「机」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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