「柚」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、ゆず/ミカン科の常緑小高木などの意味をもつ漢字。9画の画数をもち、木部に分類される。日本では人名用漢字に定められており、大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

漢字「柚」
字体
読み 音読み ユウ

チク
ジク
訓読み ゆず
部首 木部
画数 総画数 9画
部首内画数 木部5画
国語施策 人名用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検準1級
日本語能力検定 JLPT N1

書き方・読み方

書き方

柚_書き方
柚の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、ユウチクジクゆずの5種の読み方が存在する。

意味

ゆず/ミカン科の常緑小高木

熟語

柚餅子【ゆべし】

[食]和菓子の一種。
味噌・米の粉・麦の粉・砂糖などに柚(ユズ)の実の汁を加え、こねて蒸したもの。
もとは兵糧(ヒョウロウ)。

柚風呂【ゆずぶろ】

ゆずゆ(柚湯、ゆず湯)

柚湯/ゆず湯【ゆずゆ】

[国]冬至(トウジ)の日、柚の実を刻んで入れて湯を沸かした風呂。また、その風習。
この湯にはいると、ひびやあかぎれを治すとも、風邪(カゼ)を引かないともいう。

ユズ/柚子/柚【ゆず】

[学名]Citrusjunos

[植]ムクロジ目(Sapindales)ミカン科(Rutaceae)ミカン属(Citrus)の常緑小高木。
初夏に白い小花が咲き、果実は酸味が強く、実の皮にはデコボコがあって緑色で、熟すと黄色に変色する。ゆべし(柚餅子)、ゆずゆ(柚湯、ゆず湯)、すだち(スダチ、酢橘、酸橘)。

ユズ酢/柚酢【ゆずす】

[食]ユズの果実から搾り出した果汁。
[食]に塩を混ぜて煮返した調味料。
に比べ保存が利(キ)く。

文字コード

「柚」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「柚」の文字コード一覧
Unicode 1 U+67DA
JISX0213 1-45-14
戸籍統一文字番号 2 164780
住基ネット統一文字 J+67DA

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「柚」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 4158
新大字典4 講談社 6874
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 4985
大漢和辞典6 7 大修館書店 14629
大漢語林8 大修館書店 5053

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

まとめ

「柚」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「柚」についての総括
  1. 柚の画数 :9画
  2. 柚の部首 : 木
  3. 柚の読み方:ユウ・ユ・チク・ジク・ゆず
  4. 柚の意味 :ゆず/ミカン科の常緑小高木
以上で「柚」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

おねがい
誤字/脱字/間違い/その他ミスを見つけた方は、お問合せまでご連絡のほど宜しくお願いします。