椿とは、チャンチン/センダン科の落葉高木/思いがけない出来事/つばき/ツバキ科の常緑高木などの意味をもつ漢字。13画の画数をもち、木部に分類される。日本では人名用漢字に定められており、大学もしくは一般レベルの漢字とされる。
字体 | 椿 | |
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読み | 音読み | チン チュン |
訓読み | つばき | |
部首 | 木部 | |
画数 | 総画数 | 13画 |
部首内画数 | 木部9画 | |
国語施策 | 人名用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検準1級 | |
日本語能力検定 | JLPT N1 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『椿』の字には少なくとも、椿・ 椿・ 椿の3種の読み方が存在する。
意味
チャンチン/センダン科の落葉高木/思いがけない出来事/つばき/ツバキ科の常緑高木
熟語
椿事【ちんじ】
思いがけない出来事。意外な事件。
「椿(チン)」は「闖(チン)」の誤用。
椿姫【つばきひめ】
[文]([フランス語]LaDameauxcamelias)アレクサンドル・デュマ(AlexandreDumas)(小デュマ)の長編小説。
娼婦マルグリット・ゴーチエ(MargueriteGauthier)が純朴な青年アルマン・デュバル(ArmandDuval)によって真実の愛に目覚める悲劇的な生涯を描く。1848年(嘉永元年)刊行。
椿餅【つばきもち】
[食]餅菓子の一種。
しん粉(コ)または道明寺粉(ドウミョウジコ)を蒸した種(タネ)でアン(餡)を包み、二枚のツバキの葉で上下を挟んだもの。
春の季語。
椿餅【つばいもち】
[食]つばいもちい(椿餅)
。
椿山荘【ちんざんそう】
東京都文京区関口にある宴会場。
明治の元勲山県有朋(ヤマガタ・アリトモ)の邸跡。
。
文字コード
「椿」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+693F |
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JISX0213 | 1-36-56 |
戸籍統一文字番号 2 | 170450 |
住基ネット統一文字 | J+693F |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
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角川大字源3 | 角川書店 | 4354 |
新大字典4 | 講談社 | 7195 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 5267 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 15090 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 5303 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
まとめ
「椿」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
- 椿の画数 :13画
- 椿の部首 : 木
- 椿の読み方:チン・チュン・つばき
- 椿の意味 :チャンチン/センダン科の落葉高木/思いがけない出来事/つばき/ツバキ科の常緑高木
ウサタロー