槙とは、こずえ/まき/マキ科の常緑高木などの意味をもつ漢字。14画の画数をもち、木部に分類される。日本では人名用漢字、地名外字に定められており、大学もしくは一般レベルの漢字とされる。
字体 | 槙 | |
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読み | 音読み | シン テン |
訓読み | まき | |
部首 | 木部 | |
画数 | 総画数 | 14画 |
部首内画数 | 木部10画 | |
国語施策 | 人名用漢字・地名外字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検準1級 | |
日本語能力検定 | JLPT N1 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『槙』の字には少なくとも、槙・ 槙・ 槙の3種の読み方が存在する。
意味
こずえ/まき/マキ科の常緑高木
熟語
真木/槙【まき】
[古][植]ヒノキ(檜)・スギ(杉)・マツ(松)などの常緑樹。
[古][植](特に)スギの呼称。
[植]イヌマキ(犬槙)・ラカンマキ(羅漢槙)・コウヤマキ(高野槙)などの一般総称。
槙皮/槙肌【まいはだ】
[英語]oakum
[建]ヒノキ(檜)・マキ(槙)・マツ(松)などの幹の内皮。または、それを砕(クダ)いて柔らかい繊維としたもの。舟(フネ)・桶(オケ)・樋(トイ)などの板の接ぎ目から水が入る、または漏(モ)れるのを防ぐため、その接ぎ目に詰めこむもの。
イヌマキ/犬槙【いぬまき】
[学名]Podocarpusmacrophyllus
[植]マツ目(Pinales)マキ科(Podocarpaceae)イヌマキ属(Podocarpus)の常緑高木。単に「マキ(槙)」とも、「クサマキ(草槙)」、「ラカンショウ(羅漢松)」とも呼ぶ。
変種:らかんまき(ラカンマキ、羅漢槙)
。
ホンマキ/本槙【ほんまき】
[植]コウヤマキ(高野槙)の別称。
こうやまき(コウヤマキ、高野槙)
。
クサマキ/草槙【くさまき】
[植]イヌマキ(犬槙)の別称。
いぬまき(イヌマキ、犬槙)
。
文字コード
「槙」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+69D9 |
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JISX0213 | 1-43-74 |
戸籍統一文字番号 2 | 173450 |
住基ネット統一文字 | J+69D9 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 4418 |
新大字典4 | 講談社 | 7326 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 5345 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | |
大漢語林8 | 大修館書店 | 5376 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
まとめ
「槙」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「槙」についての総括
- 槙の画数 :14画
- 槙の部首 : 木
- 槙の読み方:テン・シン・まき
- 槙の意味 :こずえ/まき/マキ科の常緑高木
以上で「槙」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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