「橘」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、橘氏/四姓の一つ/たちばな/ミカン科の常緑小高木などの意味をもつ漢字。16画の画数をもち、木部に分類される。日本では人名用漢字に定められており、大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

漢字「橘」
字体
読み 音読み キツ
キチ
訓読み たちばな
部首 木部
画数 総画数 16画
部首内画数 木部12画
国語施策 人名用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検準1級
日本語能力検定 JLPT N1

書き方・読み方

書き方

橘_書き方
橘の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、キツキチたちばなの3種の読み方が存在する。

意味

橘氏/四姓の一つ/たちばな/ミカン科の常緑小高木

橘の用法:源平藤橘

源平藤橘【げんぺいとうきつ】とは、平安時代以降の歴史に名を馳せた日本の四大名家および氏族の最初の一字をまとめたもの。四大貴姓、四大氏とも。

源平藤橘の一覧
氏名 源氏 平氏 藤原氏 橘氏
略字

熟語

四字熟語

「橘」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。

「橘」が入る四字熟語
南橘北枳なんきつほくき

橘皮【きっぴ】

[中国語]jupi

[薬]陳皮(チンピ)の別称。
ちんぴ(陳皮)

阿倍橘【あべたちばな】

[古][植]くねんぼ(クネンボ、九年母)

香橘【こうきつ】

[植]くねんぼ(クネンボ、九年母)

北橘村【きたたちばなむら】

[Romaji]KitatachibanaMura

[古]群馬県中央部、勢多郡(セタグン)の村。2006年(平成18年)2月20日渋川市に編入。

右近の橘【うこんのたちばな】

[植]平安以降、紫宸殿の南階下の西側に植えてある橘。
単に「右近」とも呼ぶ・
朝儀のとき、右近衛府の武官がその側に列したことから。

文字コード

「橘」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「橘」の文字コード一覧
Unicode 1 U+6A58
JISX0213 1-21-44
戸籍統一文字番号 2 176160
住基ネット統一文字 J+6A58

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「橘」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 4494
新大字典4 講談社 7489
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 5453
大漢和辞典6 7 大修館書店 15551
大漢語林8 大修館書店 5449

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

まとめ

「橘」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「橘」についての総括
  1. 橘の画数 :16画
  2. 橘の部首 : 木
  3. 橘の読み方:キツ・キチ・たちばな
  4. 橘の意味 :橘氏/四姓の一つ/たちばな/ミカン科の常緑小高木
以上で「橘」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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