「此」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、近称の指示代名詞/この、これ、ここなどの意味をもつ漢字。6画または5画の画数をもち、止部に分類される。日本では人名用漢字に定められており、大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

漢字「此」
字体
読み 音読み
訓読み ()
()
ここ
これ
部首 止部
画数 総画数 6画5画
部首内画数 止部2画
国語施策 人名用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検準1級

書き方・読み方

書き方

此_書き方
此の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、これここ此のこの此くかくの5種の読み方が存在する。

意味

  1. 近称の指示代名詞。この、これ、ここ。れ・

熟語

此花区【このはなく】

[Romaji]KonohanaKu

大阪府大阪市の区。

我他彼此【がたひし】

[仏]我(ワレ)と他(外物)と、彼(カレ)と此(コレ)とが対立して、衝突の原因となっていること。
我を内に他を外に、彼を非(ヒ)に此を是(ゼ)と対立的に見ること。

此土の六瑞【しどのろくずい】

[仏]釈迦(シャカ)が『法華経』を説かれるとき、霊鷲山上(リョウジュセンジョウ)におこった六つの出来事。
参考しけ(四華、四花)、たどのろくずい(他土の六瑞)
【1】説法瑞(セッポウズイ):釈迦が法華経を説く前提として大乗無量義(ムリョウギ)の教えを説いたこと。
【2】入定瑞(ニュウジョウズイ):釈迦が無量義の教えの基礎である諸法実相(ショホウジッソウ)の真理に思いをこらす無量義処三昧(ムリョウギショザンマイ)に入ったこと。

ここら/此所ら/此所等/爰ら/爰等【ここら】

[Romaji]kokora

文字コード

「此」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「此」の文字コード一覧
Unicode 1 U+6B64
JISX0213 1-26-01
戸籍統一文字番号 2 184550
住基ネット統一文字 J+6B64

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「此」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 4658
新大字典4 講談社 7828
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 5677
大漢和辞典6 7 大修館書店 16259
大漢語林8 大修館書店 5630

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

まとめ

「此」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「此」についての総括
  1. 此の画数 :6画,5画
  2. 此の部首 : 止
  3. 此の読み方:シ・これ・ここ・この・かく
  4. 此の意味 :近称の指示代名詞/この、これ、ここ
以上で「此」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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