浪とは、みだりに/なみ/波が起こるなどの意味をもつ漢字。10画の画数をもち、水部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校卒業レベルの漢字とされる。
字体 | 浪 | |
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読み | 音読み | ロウ 《外》ラン |
訓読み | 《外》なみ 《外》みだ(りに) |
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部首 | 水部 | |
画数 | 総画数 | 10画 |
部首内画数 | 水部7画 | |
国語施策 | 常用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検3級 | |
日本語能力検定 | JLPT N1 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『浪』の字には少なくとも、浪・ 浪・ 浪りに・ 浪の4種の読み方が存在する。
意味
みだりに/なみ/波が起こる
熟語
四字熟語
「浪」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。
雲濤煙浪 |
浪江町【なみえまち】
[Romaji]NamieMachi
福島県東部、双葉郡(フタバグン)の町。北部を南相馬市、南西部を田村市に接し、東部を太平洋に面する。
。
山津浪【やまつなみ】
[Romaji]yamatsunami/yama-tsunami
[地]大規模・広範囲の山崩(ヤマクズ)れ。記録的な豪雨や大地震・火山噴火などで、山腹が深層崩壊(シンソウホウカイ)し、多量の土砂・岩石を含む土石流となって低地に流動すること。
また、土石流が湖などに流れ込むと対岸に大量の湖水が津波となって押し寄せることもある。
浪花駅【なみはなえき】
[交]千葉県いすみ市小沢(オザワ)にある、JR外房線の駅。
大原(オオハラ)駅と御宿(オンジュク)駅(御宿町)の間。
旧住所は夷隅郡(イスミグン)大原町(オオハラマチ)小沢。
浪板駅【なみいたえき】
[古][交]なみいたかいがんえき(浪板海岸駅)
。
浪速【なにわ】
[Romaji]Naniwa
なにわく(浪速区)
[歴][軍]旧日本海軍の軍艦。3,700トン。1885年(明治18年)就役。
文字コード
「浪」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+6D6A |
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JISX0213 | 1-47-18 |
戸籍統一文字番号 2 | 197390 |
住基ネット統一文字 | J+6D6A |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
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角川大字源3 | 角川書店 | 5007 |
新大字典4 | 講談社 | 8433 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 6068 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 17482 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 6008 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
まとめ
「浪」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「浪」についての総括
- 浪の画数 :10画
- 浪の部首 : 水
- 浪の読み方:ロウ・ラン・みだりに・なみ
- 浪の意味 :みだりに/なみ/波が起こる
以上で「浪」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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