「溫」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

異体字「温」については「温(漢字)」をご覧ください。

とは、あたたかい/あたためる/あたたかさ/ぬくもりなどの意味をもつ漢字。13画の画数をもち、水部に分類される。日本では人名用漢字に定められており、大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

漢字「溫」
字体
読み 音読み オン
トウ
ドウ
《外》ウン
訓読み あたた()
あたた(かい)
あたた(まる)
あたた(める)
《外》たず(ねる)
《外》つつ()
《外》ぬく()
《外》ぬく(まる)
《外》ぬく(める)
《外》ぬる()
部首 水部
画数 総画数 13画
部首内画数 水部10画
国語施策 人名用漢字
JIS漢字水準 JIS第3水準
漢字検定 漢検1級漢検準1級
異体字「温」
字体
画数 12画
Unicode U+6E29
JISX0213 1-18-25

書き方・読み方

読み方

』の字には少なくとも、ドウトウオンウン溫いぬるい溫めるぬくめる溫まるぬくまる溫いぬくい溫むつつむ溫ねるたずねる溫めるあたためる溫まるあたたまる溫かいあたたかい溫かあたたかの14種の読み方が存在する。

意味

  1. あたたかい。あたためる。あたたかさ。ぬくもり。対義語:「溫床・溫暖・溫室・溫泉・溫度・保溫」
  2. あたたかさ/つめたさの度合。溫度。「気溫・水溫・体溫・検溫・低溫・常溫・適溫・平溫・保溫」
  3. やか。しい。「溫顔・溫厚・溫順・溫和」
  4. ならう。ねる。う。「溫故・溫習」
  5. 大切にする。「溫存」
  6. つつむ。みこむ。

文字コード

「溫」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「溫」の文字コード一覧
Unicode 1 U+6EAB
JISX0213 1-86-92
戸籍統一文字番号 2 202780
住基ネット統一文字 J+6EAB

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「溫」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 5142
新大字典4 講談社 8720
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 6177
大漢和辞典6 7 大修館書店 17968
大漢語林8 大修館書店 6093

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1958年(昭和33年)
学年別漢字配当表(昭和33年)に掲載
昭和36年度より実施される、小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表」に
第3学年の配当漢字として公示される。
1977年(昭和52年)
学年別漢字配当表(昭和52年)に掲載
昭和55年度より実施される、小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表」に
第3学年の配当漢字として公示される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
1989年(平成元年)
学年別漢字配当表(平成元年)に掲載
平成4年度より実施される、小学校学習指導要領(文部科学省)の別表「学年別漢字配当表
9」に
第3学年の配当漢字として公示される。
2010年(平成22年)11月
改定常用漢字表に掲載
文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表10」に採用される。
2017年(平成29年)
学年別漢字配当表(平成29年)に掲載
令和2年度より実施される、小学校学習指導要領(文部科学省)の別表「学年別漢字配当表」に
第3学年の配当漢字として公示される。

まとめ

「溫」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「溫」についての総括
  1. 溫の画数 :13画
  2. 溫の部首 : 水
  3. 溫の読み方:ドウ・トウ・オン・ウン・ぬるい・ぬくめる・ぬくまる・ぬくい・つつむ・たずねる・あたためる・あたたまる・あたたかい・あたたか
  4. 溫の意味 :あたたかい/あたためる/あたたかさ/ぬくもり
以上で「溫」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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