「濡」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、うるおう/ぬれるなどの意味をもつ漢字。17画の画数をもち、水部に分類される。日本では人名用漢字に定められており、大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

漢字「濡」
字体
読み 音読み ジュ

ニョ
ナン
ジュウ
ゼン
ネン

訓読み うるお()
とどこお()
(れる)
部首 水部
画数 総画数 17画
部首内画数 水部14画
国語施策 人名用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検準1級

書き方・読み方

書き方

濡_書き方
濡の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、ネンニョナンゼンジュウジュ濡れるぬれる濡るとどこおる濡ううるおうの12種の読み方が存在する。

意味

うるおう/ぬれる

熟語

濡る【ぬる】

[古][自動詞下二段](雨や飛沫<シブキ>などで)濡れる。ぬれる(濡れる)。
[古][自動詞下二段]涙に濡れる。

濡れる【ぬれる】

[自動詞下一段] 古語:ぬる(濡る)

濡れ煎【ぬれせん】

[食]ぬれせんべい(濡れせんべい、濡れ煎餅)

濡れ縁/濡縁【ぬれえん】

[英語]openveranda

[建]和風建築で、雨戸(アマド)の敷居(シキイ)の外側に張り出している、狭い板張りの縁側(エンガワ)。
部屋と庭との出入りに使用したり、腰掛けて新聞を読んだり、夏の宵(ヨイ)には夕涼みや花火をしたりする。えんがわ(縁側)。

濡れ甘納豆【ぬれあまなっとう】

[食]砂糖を少なくして甘味をおさえ柔かく煮た甘納豆。
普通の甘納豆に比べ日持ちがしない。あまなっとう(甘納豆)。

文字コード

「濡」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「濡」の文字コード一覧
Unicode 1 U+6FE1
JISX0213 1-39-08
戸籍統一文字番号 2 208660
住基ネット統一文字 J+6FE1

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「濡」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 5329
新大字典4 講談社 8985
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 6478
大漢和辞典6 7 大修館書店 18504
大漢語林8 大修館書店 6366

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

まとめ

「濡」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「濡」についての総括
  1. 濡の画数 :17画
  2. 濡の部首 : 水
  3. 濡の読み方:ネン・ニョ・ニ・ナン・ナ・ダ・ゼン・ジュウ・ジュ・ぬれる・とどこおる・うるおう
  4. 濡の意味 :うるおう/ぬれる
以上で「濡」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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