「烈」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

烈とは、はげしい／火が勢いがはげしいなどの意味をもつ漢字。10画の画数をもち、火部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校在学中レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『烈』の字には少なくとも、烈レツ・ 烈レチ・ 烈しいはげしいの3種の読み方が存在する。

意味

はげしい／火が勢いがはげしい

熟語

四字熟語

「烈」の漢字を語中にもつ四字熟語4種を表にまとめる。

熾烈【しれつ】

[形動]火が盛(サカ)んに燃えるさま。また、日差(ヒザ)しがやきつけるように強いさま。
[形動]戦いや争いの勢いが盛んで激しいさま。

烈風【れっぷう】

[気]はげしい風。
[歴][軍]旧日本帝国海軍の艦上戦闘機。
ゼロ戦(零戦)の後継機。

忠烈【ちゅうれつ】

きわめて忠義であること。忠義心が烈しいこと。人並み優れて忠義心が厚いこと。

義烈団【ぎれつだん】

[歴]朝鮮独立闘争の秘密結社。1919年(大正8年)11月9日金元鳳(KimWon-bong)(キ厶・ウォンボン)らが中国吉林省で組織。1922年(大正11年)朝鮮革命宣言。

朴烈事件【ぼくれつじけん】

[歴]1923年(大正12年)関東大震災後に朴烈夫妻が大逆罪で逮捕され、その後に政治問題化した事件。1923年(大正12年)在日朝鮮人無政府主義者朴烈(準植)(1902～1974)と同棲中の金子文子(1905～1926)が天皇・皇太子暗殺のため義烈団から爆弾を入手したとして保護検束され、治安警察法違反などで起訴。1926年(大正15年)3月25日大審院は天皇暗殺を謀ったとして大逆罪により死刑を宣告。

文字コード

「烈」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「烈」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。