「癡」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

癡とは、おろか／頭が鈍い／思慮が足りてないなどの意味をもつ漢字。19画の画数をもち、疒部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『癡』の字には少なくとも、癡チ・ 癡れるしれる・ 癡かおろか・ 癡おこの4種の読み方が存在する。

意味

1. おろか。頭が鈍い。思慮が足りてない。「癡愚・癡者・癡人・癡鈍・癡呆(ちほう)・音癡・愚癡・白癡」
2. 男女関係で理性を失う。色情に迷う。「癡漢・癡情・癡態・癡話・情癡」
3. 《仏教》三毒の一つ。

癡の用法：三毒

三毒【さんどく】とは、《仏教》人間がもつ最も根源的な三つの煩悩。三不善根とも呼ばれる。

熟語

痴愚／癡愚【ちぐ】

愚(オロ)かなこと。
[心]精神発育制止症の一つ。
知能がおよそ７・８～１３・１４歳程度。

白痴／白癡【はくち】

[英語]idiot

普通の人より知能が劣っている者。
[心]精神薄弱児のうち最も知能の低い者。
参考ろどん(魯鈍)、ちぐ(痴愚)
ギリシア語の「官職につけない人」から。

文字コード

「癡」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「癡」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。