「頭」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

頭とは、あたま／こうべ／つむり／動物の首から上の部分などの意味をもつ漢字。16画の画数をもち、頁部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校2年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『頭』の字には少なくとも、頭トウ・ 頭ト・ 頭チュウ・ 頭ズ・ 頭ジュウ・ 頭ほとり・ 頭こうべ・ 頭かぶり・ 頭かしら・ 頭あたまの10種の読み方が存在する。

意味

1. あたま。こうべ。つむり。動物の首から上の部分。
   • トウ。「頭角・頭骨・頭髪・頭部・出頭・台頭(たいとう)・低頭・白頭・露頭」
   • ズ。「頭巾(ずきん)・頭上・頭痛・頭脳・頭蓋骨(ずがいこつ)」
2. かみ。かしら。長。上に立つ人。
   • トウ。「頭首・頭取(とうどり)・頭目・頭領・巨頭・座頭・地頭・船頭(せんどう)・番頭」
3. 先の端。ものの頂き。
   • トウ。「頭書・頭注・巻頭・陣頭・舌頭・先頭・船頭(せんとう)・弾頭」
4. 中身。中。
   • トウ。「心頭・念頭」
5. 事のはじめ。最初。対義語：尾
   • トウ。「初頭・年頭・冒頭」
6. 辺り。ほとり。
   • トウ。「駅頭・街頭・社頭・枕頭(ちんとう)・店頭・路頭」
7. 大型の動物を数える語。
   • トウ。「頭数・一頭」
8. 《律令制度》各寮の第一等官。長官。「大舎人頭」

頭の用法：四等官制

四等官制【しとうかんせい】とは、律令制度における四階級で構成された官司体系。日本には大宝律令で導入され、官制の礎を築いた。

熟語

四字熟語

「頭」の漢字を語中にもつ四字熟語10種を表にまとめる。

智頭【ちづ】

[Romaji]Chizu／Chidu

ちづちょう(智頭町)
[交]ちづえき(智頭駅)
。

頭語【とうご】

[英語]salutation

手紙文の書き出しの言葉。
「拝啓」、「謹啓」、「前略」など。
頭字語(トウジゴ)：あくろにむ(アクロニム)
。

国頭【くにがみ】

[Romaji]Kunigami

くにがみぐん(国頭郡)
くにがみそん(国頭村)
。

剃頭【ていとう】

頭を剃(ソ)ること。
頭髪を剃り、仏門に入ること。落飾(ラクショク)・剃髪(テイハツ)。

目頭【めがしら】

目の鼻に近い方の端。
⇔まなじり(眥、眦、睚)「まがしら(目頭)」とも呼ぶ。
目頭が熱くなる
。

文字コード

「頭」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「頭」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。