頂とは、いただき/最も高い場所/てっぺんなどの意味をもつ漢字。11画の画数をもち、頁部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校6年生修了レベルの漢字とされる。
字体 | 頂 | |
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読み | 音読み | チョウ 《外》テイ |
訓読み | いただ(く) いただき |
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部首 | 頁部 | |
画数 | 総画数 | 11画 |
部首内画数 | 頁部2画 | |
国語施策 | 教育漢字・常用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検5級 | |
日本語能力検定 | JLPT N3 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『頂』の字には少なくとも、頂・ 頂・ 頂・ 頂くの4種の読み方が存在する。
意味
- いただき。最も高い場所。てっぺん。対義語:腋・底「頂花・頂角・頂上・頂点・有頂・山頂・絶頂・天頂・登頂」
- 頭のてっぺん。類義語:張「頂門・円頂・骨頂・丹頂・仏頂」
- いただく。捧げ持つ。高く持つ。掲げる。「頂戴(ちょうだい)」
熟語
四字熟語
「頂」の漢字を語中にもつ四字熟語5種を表にまとめる。
有頂天外 | 帰命頂礼 | 頂天立地 |
頂門一針 | 摩頂放踵 |
有頂天【うちょうてん】
[仏]「阿迦尼(「咤」-「ウ」:補助なし)天(アカニタテン)」とも呼ぶ。
古代インド人が、形のある世界の最高のところと考えていた天界(テンカイ)。
。
露頂【ろちょう】
冠(カンムリ)や烏帽子(エボシ)などを着けないで頭をむき出しにしていること。また、被(カブ)っているものを脱(ヌ)いで頭をむき出しにすること。
[軍][海]潜航中の潜水艦が浮上する際、海面下18~20メートルくらいで司令塔(展望塔)から潜望鏡を海面に出し、海上を確認(海上視認)する作業。
山頂洞人【さんちょうどうじん】
[中国語]ShangdingdongRen
[化生]中国で出土した1万~4万年前の化石人類。「北京山頂洞人」とも呼ぶ。きょしょうじん(許昌人)。
華頂山【かちょうざん】
[中国語]HuadingShan
[地]中国南東部、浙江省(ZhejiangSheng)(セッコウショウ)の天台山中の一峰。[1]てんだいさん(天台山)。。
華頂山【かちょうざん】
[Romaji]KachoZan
[地]京都府京都市東山区粟田口(アワダグチ)にある、東山三十六峰の一つ。山頂には将軍塚がある。山腹に粟田神社がある。
文字コード
「頂」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+9802 |
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JISX0213 | 1-36-26 |
戸籍統一文字番号 2 | 491000 |
住基ネット統一文字 | J+9802 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 11208 |
新大字典4 | 講談社 | 18928 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 14118 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 43335 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 12805 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1968年(昭和43年)
学年別漢字配当表(昭和43年)に掲載
小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表(備考欄)」に記載される。
1977年(昭和52年)
学年別漢字配当表(昭和52年)に掲載
昭和55年度より実施される、小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表」に
第6学年の配当漢字として公示される。
第6学年の配当漢字として公示される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
2017年(平成29年)
学年別漢字配当表(平成29年)に掲載
令和2年度より実施される、小学校学習指導要領(文部科学省)の別表「学年別漢字配当表」に
第6学年の配当漢字として公示される。
第6学年の配当漢字として公示される。
まとめ
「頂」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「頂」についての総括
- 頂の画数 :11画
- 頂の部首 : 頁
- 頂の読み方:テイ・チョウ・いただき・いただく
- 頂の意味 :いただき/最も高い場所/てっぺん
以上で「頂」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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