「忠」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

忠とは、まごころ／まこと／誠意などの意味をもつ漢字。8画の画数をもち、心部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校6年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『忠』の字には少なくとも、忠チュウ・ 忠チュ・ 忠まごころの3種の読み方が存在する。

意味

1. まごころ。まこと。誠意。「忠言・忠告・忠実・忠信・忠誠」
2. 国家や君主に仕え尽くすこと。「忠義・忠勤・忠君・忠犬・忠臣・忠節・忠僕・忠勇・尽忠・誠忠・不忠」
3. 《律令制》弾正台の第三等官。判官。「弾正大忠・弾正少忠」

忠の用法：四等官制

四等官制【しとうかんせい】とは、律令制度における四階級で構成された官司体系。日本には大宝律令で導入され、官制の礎を築いた。

熟語

四字熟語

「忠」の漢字を語中にもつ四字熟語8種を表にまとめる。

忠【ちゅう】

君主または国家に仕えること。
平重盛：忠ならんと欲すれば孝ならず、孝ならんと欲すれば忠ならず。
。

忠武【ちゅうぶ】

[朝鮮語]Chungmu

島忠【しまちゅう】

[経]家具販売・ホームセンターの運営会社。
本社は埼玉県さいたま市。1960年(昭和35年)設立。

文忠【ぶんちゅう】

[中国語]Wenzhong

忠犬【ちゅうけん】

飼い主に忠義を尽(ツク)す犬。
忠犬ハチ公：はちこう(ハチ公)
秋田県大館市十二所葛原に忠犬を祀(マツ)る「老犬神社」がある。
。

文字コード

「忠」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「忠」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。